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私の失敗体験記④

失敗体験を語っています。あと4年分あるのですが・・・

今日は平成27年度を振り返ります。

皆様の合格に役立つ事を祈っております。

この年は転勤がありまして埼玉県の支店へ転勤・・・。パワハラ支店長からの脱出と引き換えに単身赴任という代償を与えられました。独身寮に入り、食事などは寮食があり全く心配はありませんが、やはりストレスは・・・。

月曜の早朝に越谷市に出発。金曜の仕事が終わり次第、栃木に戻る生活を毎週繰り返していました。平日は仕事から寮に戻れば基本やる事が無いので勉強していました。でもあまり家で勉強出来ないタイプの人間でして・・・。会社へ行く前に近くのマック。会社終わって寮に帰る前に近くのマックへ。マックにはかなりお世話になりました。関西ではマクドですかね?

この年の合格プランは1次試験の3科目をサクッと合格。2次試験への切符を掴むことを優先させる事が重要だと考えていました。

3科目だから7科目やるよりは合格確率は高まるだろうと単純に考えていました。

これが罠への第一歩でした。

早めの2次試験対策も必要だと思い過去問演習も積んでいました。平日やる事も無いので2次試験過去問マスターにはなっていましたが・・・。でも今思えばPDCAサイクルは出来ていなかったと思います。

自分の解答の精度は高くなりますが、本試験での対応に活きておらず。

過去問を解くための勉強であり、本試験を解くための勉強ではありませんでした。

1次試験も企業経営理論、経営情報システム、経営法務の3科目を残すのみ。

過去問完全マスターを使って結構勉強しました。確か・・・。

受験科目数を増やすか悩みました。大手予備校のセミナーで「科目合格のメリットを活かさないともったいないです。」みたいな事を言われて、その気になってしまいました。私は結論を出すのがめっちゃ早いタイプです。

当時の銀行支店では融資では無く預金のチーフを務めていました。預金の場合は目の前をお客様にどう対応するか?その場の判断が求められます。瞬発力勝負です。当然クレーマーへの対応もやりますし・・・。

そんな事もありまして瞬発力で毎日生きていました。今覚えばこの瞬間力が2次試験での現場対応力に活きていたのかもしれませんが・・・。

結局、受験科目を真剣に考えずに結論を早く出した事が裏目に出ました。セミナーは良いのですが、自分の頭で良く考える必要があります。これは診断士試験に合格した今、再度実感しております。診断士のセミナーへ参加すると何でも良く見えてしまいます。

話が逸れましたね。

結局1次試験の成績は企業経営理論69点。いい感じですね。

残り2科目は経営情報システム52点 経営法務40点・・・。

「けんけんアウト」と天の声が聞こえました。

経営情報システムの科目合格率6.4%の中では頑張ったかもしれませんが。経営法務が40点じゃあ。(法務の科目合格率11.3%)

ちなみに受験しなかった財務会計を解いてみたら80点は確保出来ていました・・・。

これが科目合格の罠①です。なぜ①かと言えば、②があるからでして・・・。

その時はそれを知る余地もありませんが。

こうしてクソ熱い夏に診断士勉強は終了しました。ここで諦める気はありませんが、悔しさだけが残る1年でした。

ただ今年の甲子園球児に比べたらまだ良いのかもしれません。

診断士以外の事では、妻が妊娠したことが分かり一緒に病院に行ったり家族の事を優先しました。

普段単身赴任で家の事は何もしていないので・・・。長男の勉強の世話などは当然私が見るわけで。

長男とは一緒にマックにいって勉強したりしていました。家族のいる方は勉強時間の捻出がなかなか難しいと思いますが、家族を巻き込んで勉強してしまう事も方法の一つだと思います。

今日の反省ポイントは

・科目合格の罠は必ずあります。去年の1次試験は簡単すぎたので今年はどうなる?

・科目を絞って合格していない場合、精神的にはかなりキツイ状態になります。1次試験までまだ日があります・・・。頑張って勉強しましょう。

・家族からの協力は絶対必要になります。勉強時間を捻出する方法を考えてみましょう。

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