見出し画像

私の失敗体験談⑥

おはようございます。中小企業診断士のけんけんです。

平成28年まで書いてきました。1次試験がなかなか受からず、家庭も結構大変な状況は相変わらず。しかし、激動がまだまだ続く事になるとは、この時はまだ考えもしなかった事ですが・・・。

相変わらずの埼玉での単身赴任生活。子供は1歳で大変な時期・・・。親父の痴呆は進行して、もう家庭は大変な状態が続きます。

診断士試験も企業経営理論と経営情報システム以外の5科目が残っています。科目合格制度でこんな罠があったとは😭受験科目が少ない方は反面教師にして下さい。結構このトラップ深いです。

試験に落ち続けるとモチベーションが下がりまくります。診断士試験を振り返るとモチベーションの維持という事は大切に感じます。1年でストレート合格出来れば良いのでしょうが。

私も迷いましたが、結局診断士試験は続けることに。諦めの悪い男ですね。というより、ここで諦めたら今までの時間とお金は何だったんだ!!という意識の方が強かったです。

平日は単身赴任でやる事があまり無いので勉強に充てました。土日は長男に勉強教えるという名目で一緒に喫茶店やマックに連れて行きました。長男には自分で勉強する事が大切と諭して、私は診断士試験の勉強に励んでました。あまり長男に勉強を教えられなくて申し訳ない事をしましたが。この頃母親は足が痛くなり歩けない状態に・・・。父親が痴呆、母親が歩けず。子供はまだ1歳。地獄絵巻ですね。

私は単身赴任中だったので、妻の方が大変でしたが。この時に単身赴任生活はもう限界となり転勤願いを提出(これがまた地獄絵巻を呼び起こす事になりますが、また後程書きますね)

診断士試験はとりあえず1次を突破しないと始まらないと思い、2次はステイ状態。流石にこれだけ1次試験に落ちまくると2次試験を勉強する気力は無くなります。

当時の私は1次試験落ちたら、診断士試験から撤退しようと真剣に考えていました。いつもは金曜日に埼玉から実家に帰る生活を送っていましたが、家族のお許しを得て土曜日は埼玉で勉強、日曜日に実家へ帰る生活を1次試験終了まで送っていました。本当に家族の協力は大切です。

1次直前期は予備校の直前演習に参加して悪あがきをしていました。予備校の売上にだいぶ貢献していますね。時間が無いなりに必死にあがきました。

そして1次試験の結果は

経済64点

財務84点

運営60点

法務64点

中小78点

合計350点(平均70点)

1次試験2度目の合格でございます!!

科目合格の罠を突破した瞬間でした。1次試験で受からないジレンマはこれで終わり。イノベーションジレンマと併せて企業経営理論のテキストに乗せて欲しいです。何ジレンマかは分かりませんが・・・。

この年は予備校の音声講義を飽きる程聞いていました。そしてブツブツ独り言をつぶやきながら暗記に励みました。

得意の財務会計で順調に得点を重ねて、苦手の法務でも60点超え。これは勢いに乗るパターンです。一気に2次試験合格出来るかも・・・と思っていましたが、そんなに甘い試験ではありません。

ここらへんで次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?