平成29年まで書きました。激動のあまり3回に分けて書きました。親父が亡くなり、母親は大手術で・・・。かなり家庭環境が激変した年でした。

 ところで私が診断士を目指した理由は先日ブログで書きました。

「パワハラ支店長から回避する」事でした。

診断士1次試験を合格すれば、養成過程に派遣してくれるという事でしたので・・・。結局1次試験は3回合格しているので、トリプルチャンスがあったはずなんだけど。

 平成29年に家庭環境が厳しい状態になり、群馬県に転勤しました。そこで事件が起こります。転勤先の支店長が屈指のパワハラ支店長だったのです。

 私の銀行でも三本の指に入るほどの・・・。

転勤が決まり、銀行の同僚や先輩からも電話が鳴りやみません。「体に気をつけて」「あまり深く考えない方が良いよ」「精神的に病まないでね」「生きてりゃ良いこともあるさ」

中には「死ぬんじゃないよ」と熱いメッセージをくれた人も・・・。俺はライオンがいる支店に行くのかな?と思いました。

でも私の銀行員生活の半分はパワハラ支店長だから免疫は出来ているだろうと思っていました。今思えばその認識が甘かったのですが・・・。

 転勤先の支店では融資のチーフを務める事になります。私は融資歴が長いのですが、直前の支店では4年間預金係のチーフでした。その4年間にシステムなどいろいろな事が変わります。4年も経てば私の知識も時代遅れなのです。私を含め支店全員にパワハラ行為が繰り返されました。ある意味平等なのかも知れません。細かな事が書けないのが残念です。

人事部の知り合いに話しても「あと1年我慢しろ」だけでした。私の席の真後ろに支店長が座っているのですが、後ろを振り向けない。向いた瞬間に「お前の顔を見たくない」と言われる日々。ここでは書けないパワハラ行為。それを毎日繰り返される日々が繰り返されたせいで、今の職場に愛着は全くありません・・・。当然モチベーション低下を招き、かなりの仲間が退職していきました。これはその支店長が赴任する支店では必ず起きる現象です・・・。

診断士試験で事例Ⅰを学んでいるのに組織を変えられない悔しさがありました。自分の部下が続々止めていく。神経的に辛いです。上に立つ人は診断士試験を学べば良いのにと真剣に思いました。でも「そういう人間」は、何を学んでも「そういう人間」でしょうけど。

部下が辞めていけば、上司である私に仕事が回ってきます。部下もその時点で手一杯なので仕事は振れない状況。私も手一杯状態。しかもパワハライケイケ支店長なので、融資に対するスタンスは何も考えていません。当然続々倒産が連発します。

負のスパイラルが続きます。

家庭が落ち着いてきたら、今度は仕事が超ド級の地獄絵巻。当然勉強するモチベーションが上がるわけありません。唯一学んだ事は倒産処理に詳しくなった事くらいです。

転職サイトに登録しても、40代、地方では条件面が厳しいのが現実です。「取引先企業を良くしたい」という思いと言うよりは、毎日を生き抜く事に必死でした。

今日の記事を振り返ると、1次試験を直前にされている皆様向けに話す事では無いですね。やはり組織としてモラールを上げなければ採算性は上がりません。恐怖政治の限界でしょうか。

今日の記事の結論は「パワハラダメ絶対!!」って事でしょうか。

中小企業診断士という試験は勉強期間が長期に及ぶケースが多いです。その間にはいろいろな事が起こります。モチベーションが上がらない時はあります!!スラムダンクを読もうが、下町ロケットを見ようがダメ。半沢直樹を見て10倍返しをしようと思ったことはあります。

ではまた次回へ

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