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私の失敗体験記③

私の失敗体験記をお送りしています。8回試験に落ち続けているので、このネタはキリがありません。しくじり体験から学ぶ事も多いと思いますので頑張って書いていきます。これも皆様の合格のためと言うことで・・・。皆様の合格をお祈りしております。

まずは平成26年です。この年は1次試験から振り出しに戻る状態です。人生ゲームで受けた何倍もの衝撃を受けました。2次試験の勉強は楽しかったけれど、1次試験はあまり楽しくありません。当然モチベーションも上がりません。

少し診断士の試験を離れるかと思いながらも勉強する習慣は継続したいと思い簿記の勉強を始めました。財務会計の知識もあり、結構スムーズに日商簿記3級と2級は合格。これは財務諸表に対する理解が深まりました。

1次試験も一度は合格していますので基礎的な知識はある状態ですが、苦戦したのは法務、情報、中小の暗記3兄弟です。

年齢を重ねると理屈で覚えられるものは記憶に定着するのですが、丸暗記が出来なくなります。

中小は白書部分は毎年変わるのでまた一からやり直しになりますし。法務、情報は昨年何も勉強しなかったので全て記憶から飛んでいました。

仕事では当時パワハラ支店長にあたっており・・・。私は当時融資部門のチーフを務めておりましたが、大体支店長の矛先は私に向かってきます。精神的にもキツイ毎日が続きました。

皆様中小企業診断士を目指したきっかけと言えば、「経営を体系的に学びたいから」「自分のスキル向上を目指すため」なんて答えになると思います。

私の場合は「診断士1次試験を合格して養成課程に行きパワハラ支店長から逃げるため」です。

私の銀行員生活の半分はパワハラ支店長との戦いになります。しかし1次試験合格しても養成課程に行かせてもらえず・・・。当然モチベーション最悪状態。「逃げるは恥だが役に立つ」どころが真っ先に逃げたかったわけです。

当時の次長とも馬が合わず。次長とは毎日喧嘩していましたね。私も「気持ちは喧嘩上等」で生きている人間なのでガチンコ勝負してしまいます。

そのおかげで出世の道は諦めております・・・。

仕事も充実していないので、当然勉強する気にもなれず。

良く受験生の質問で「モチベーション上がらないんですけど」という質問を受ける事があります。以前の私なら「やる気が無いなら止めなさい」と言っていたかもしれないですが、モチベーションが上がらない局面はどうしてもある事が分かりました。これも成長の一つなんですかね。

なんだかんだでGWを過ぎた頃から診断士直前期が始まります。やはり試験は受けようと思い重い腰を上げました。

しかし最後までモチベーションは回復せず。診断士2次試験でなぜ事例1があるのか分かったような気がしました。

「診断士を目指したきっかけを考え直してみましょう!」なんてアドバイスもあると思いますが、もともとパワハラ支店長から逃げる事がきっかけですので。(後でパワハラネタも書きましょうか・・。)

その年は4科目科目合格で終了!企業経営理論、経営法務、経営情報システムはダメでした。モチベーションが上がらないので、どうしても苦手科目は後回しになってしまいました。

でも科目合格だから来年は1次試験をサクッと突破して2次試験合格だ!!と考えていました。しかしこれが科目合格の罠という診断士最大のトラップの幕開けになるとは知らずに・・・。

今日の振り返りは

モチベーションは重要です

2次試験に落ちて1次試験振り出しに戻る状態になる事はめっちゃキツイです。

今年2次受ける人は合格できるように頑張りましょう。当然1次試験を受ける方は合格しないと2次試験に進めないので頑張って下さい。最後の悪アガキです。

そんな感じかなと思います。

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