愛情は花を育てるように
シニアライターのけんけんです。
愛と平和の伝道師、マザーテレサの言葉に、こういうのがある。
「愛情の反対は憎しみではなく、無関心である」
例えば、夫婦。結婚して、いっしょに暮らしているのに、お互い無関心だとしたら、愛情がないということになる。
これを仮面夫婦というのだろう。仮面は、真の姿を隠しているという意味だから。
もし、いま自分がパートナーに、無関心になっているなと感じれば、もっと愛のある言葉をかけてあげよう。
昔のように、情熱を持って、付き合っていたころのことを思い出そう。愛情は、育てていこうとする気持ちが何より大事だ。
花を育てるように、肥料を与え、水をやる。そんなふうに、手間をかけて愛を育んでいこう。
愛と憎しみ。まるで反対のように聞こえるが、そのエネルギーの大きさとベクトル(方向)は、同じだ。
相手にまっすぐ突き刺さるエネルギ―の強さは、同質だと思う。
愛憎という言葉があるけれど、親密な間柄ほど、別れるときは大変だ。愛と憎しみが混ざり合って、お互い苦しみ、傷つく。離婚なんて、まさにその代表例だろう。
マザーテレサのように、人類愛という高尚な心境になるのはかなり難しいだろうけど、家族や身近な人を愛することはできるはずだ。そんな人がいるだけでも、幸せだ。
人を愛すると、自分の心が温かくなる。幸せになる秘けつというのは、人を愛することかもしれない。
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