体の衰えは、足から

一日の中で、どのくらい自分の足で、歩いているだろうか。

万歩計で、きちんと測っている人もいるだろうが、ボクも含めてふつうの人は、歩く数など考えずに、日々を暮らしているだろう。

今はクルマやタクシー、電車、バスと、交通機関が発達している。山奥に住む人ならいざしらず、あまり歩かなくて済む便利な社会だ。

でも、そこに落とし穴が潜んでいる。足が弱ってしまうからだ。

病院や老人保健施設で、老人たちが一日中、ベッドで寝ている姿を見ると、歩けるだけでも幸せなことが分かる。

「歩けない人は、歩かない人」

この言葉が深く脳裏に刻まれていて、ボクはなるべく歩くようにしている。

入院したことがある人なら分ってもらえると思うが、寝てばかりいると、足腰の筋肉がすぐに衰える。

筋肉の衰えは早いのに、逆につけるのは、なかなか時間がかかる。

防止策は、歩くこと。

元気で長生きすることの基本は、歩くことだと思う。

人間が動物である以上、体を動かすこと、つまり、運動は欠かすことができない。

運動とはいっても、激しいのは逆効果だから、手軽なのは散歩、ウォーキング。空気がきれいな場所であれば、なおいい。

あとは、ボクも若いころからやっている太極拳(中年からは形意拳)なんかも、重心を落として、ゆっくり動くので、足腰の鍛錬にもってこいだ。

いつまでも、元気で長生きしたいなら、歩くこと。

歩くことは脳にもよい効果が、あるそうだ。脳と足はつながっているみたいで、精神の安定にも効果がある。


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