65歳は鼻たれ小僧
先月、65歳になりました。子どものころ、60歳を過ぎた祖父母をみて、年寄りだなあというのが、正直な気持ちでした。
でも、いざ自分がそんな歳になってみると、複雑な気持ちになります。
脱サラして、20数年にわたり自営業をしていましたが、目先の仕事をこなすだけで精一杯。どんどん時間が経っていきました。
その仕事も、不景気風にあおられて、廃業。再びサラリーマンやアルバイト生活に戻りましたが、気がつくと年金受給者になっていました。
いま思い返せば、仕事が忙し過ぎるのは、諸悪の根源と反省します。生活のために、目先のお金だけを追い求めていました。
それでは、仕事に発展性はありません。新しいビジネスを考え、構築していかなくてはならなかったのですね。
さて、日本の老人の寿命は伸びていて、80歳、90歳は珍しくなくなっています。ベッドに寝た切りで長生きするのは、ご免ですが、中にはカクシャクとして元気な人もいます。
そんな老人を目指したい。そのためには、どうするか?
まずは、健康でなくてはなりません。それに、元気なうちは、仕事を持つ現役でありたい。どんな仕事であれ、世の中で少しでも役に立つことができれば、生きがいも生まれてくるでしょう。
ベテラン脚本家の小山内美江子さんが、こんなことを言ってました。
「還暦なんて、通過点」
65歳は鼻たれ小僧だと、自分に言いきかせています。
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