固定電話のない家庭の増加に思う
シニアの家庭には、まだまだ固定電話が多いが、20代の家庭では保有率は11%まで下がっているという。
10ある家庭で一つしか、備え付けの電話を持っていないことになる。
確かに、若い人はもちろんのこと、シニアでもスマホを持つ時代になった。
となれば、この時代、固定電話を見たことがない子どもたちが増えているのも納得できる。
昔は黒色をした固定電話。そこから、大きな音が鳴ると、慣れていない子どもたちはびっくりし、恐怖さえ覚えるという。
驚くのは理解できるが、恐怖さえ感じていることに、シニアのボクは驚かされる。
そうか。急に大きな音が鳴れば、びっくりするものな。
昔は文明の利器だったのが、今や恐怖の対象になっている感がある。社会の発展とは、そういう面があることを教えられた。
そういえば、固定電話とスマホを持っているボクは、固定電話をほとんど使っていないことに気がついた。
わけあって、ファックス・コピー付きの固定電話を備えているのだが、たまにかかってくるとやはりびっくりする。
とくに、営業の電話だったりすると、自分の時間をジャマされたような気分になる。忙しいと特に、心に怒りの種のようなものが生まれている自分に気づく。
メールがいいんだがな。メールだと、時間のあるとき、あとで読むことができるから。
そう、現代は通話でなければならない話もあるけれど、メールで済むことが多い。
顔の見えない電話営業は、これから、すたれていくんじゃないだろうか。
今、電話営業を仕事にしている人は、とても大変だろうと察するが、どうなんだろう。
固定電話は、過去の遺物になりつつあるのかもしれないね。
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