起業初期は「急いで勝ちに行く」よりも「負けない状況を作ること」を意識した方が、成功確率が高まる
私はクラウド型ソフトウェアの開発・運用と、それに伴うコンサルティング業務を担う会社を経営している。創業したのは2015年なので、この記事を書いている時点で丸6年が経過している。それ相応の野心は持っているが、ベンチャーキャピタル(VC)からの資金調達は行っていない。創業初期からVCからの資金調達を行い、短期間でスケールし、株式上場を狙う「スタートアップ」とは全然違うスタイルだろう。別に私はVCからの資金調達をするべきではない、と言っているわけではない。資金調達のスタイルは、自分