和久井 加部ガーデナーと過ごす2日間 グラベルガーデンと森のウッドチップガーデン
ナチュラルガーデン講座で作ったグラベルガーデン とフォレストウッドチップガーデン
ガーデナーと過ごす2日間
手前がウッドチップガーデン 10センチくらいウッドチップが入っていて土の上には廃菌床を撒いて軽く耕しています。
森の落ち葉の下は土壌菌により落ち葉が分解され微生物小動物が落ち葉を腐食に変えます。
森の生態系をガーデンに作る手法です。
炭素循環農法も自然農も福岡正信 岡田茂吉の農法 共生農法も一緒です。
全ては一つです。
豊かな生態系を作る手法です。
人間が手を加えなければ全てが森になろうとします。
文明の起こったところ ギリシャ ローマ 4代文明 全て砂漠です。
森のウッドチップガーデンって感じでしょうか。
ポットの下部は土まで付いているところもあれば付いていないところもあります。
木の上に種が落ちて苗が育つようにいろんな条件で育つと楽しい
こちらはグラベル砂利のガーデン 砂利が土の上に20センチくらいあってポット苗の下部は土についていない。
苗の主根は土を求めて根を伸ばし根性のある強い苗に育つので主根が土に到達すれば水遣りも草取りもしなくてよいローメンテナンスのガーデンが出来上がる。フジアザミが溶岩の岩の間に根を伸ばし育つのに似ている。
ナチュラルガーデン講座ではブルーベリーの移植の仕方も和久井さんの指導で行われました。
根元近くにスコップを入れ全体にスコップを回し掘りあげます。あまり大きく掘らないのもコツのようです。
すぐ移植するのがいいのですが掘り上げたものに麻布で巻く方法を見せていただきました 水やりさえしていれば1ヶ月以上でもそのままでもいいそうです。
幹に縄を縛りまず半分 1/4 1/8と縄で縛ります。
一回り大きな穴を掘り 水鉢を作るので近くに置いておきます。堆肥などを入れて 麻布と縄で縛った株を入れて土を寄せて木の周りに土手を作り水鉢 水やりをして幹を揺らすと土が水とともに空間に入り馴染みます。
その上に草押さえと保湿をかねてウッドチップをおいて完成。しっかり穴周りに水が入っていれば水遣りも必要ないとのこと
日本という国は五風十雨 といって5日に一回風が吹いて10日に1回雨が降る国なので 水遣りが必要ありません。これが天下泰平のことわり
毎日水をやって水をもらえる根を育てるよりも 水遣りをしないでも育つ根を育てる方が重要かもしれません。
木の移植法動画
いただいたバラの苗をホビットハウスの横に移植しました。 まず石で土留めをして穴を掘り有機飼料を入れてバラを移植
バラの手もつけて誘引してやりました。
バラの手は被覆針金で縛り固定しました。
屋根にバラが這っていく何年後を想像するとワクワクしますね。
建物周りにも草花の苗を移植しました。
紅白の桃の花が綺麗です
サヤインゲン 草も敵ではありません。草は水分を保水して 太陽エネルギーを蓄え バンカープランツとしても機能します。
クリムゾンクローバーとチャイブ 赤のルバーブ もう少しするとストロベリーキャンドルと言われるように赤い可愛い花をつけます。
草は時として邪魔者ですが 有益でもあります。
挿し木の仕方動画
https://youtu.be/F2WHZ4tKDWw
ナチュラルガーデン講座の様子
https://note.mu/kenjiusui/n/nf7038c3effb2
和久井さんwritte
安曇野シャンティクティで開かれたナチュラルガーデン講座二回目、グラベルガーデン(ビリ砂利花壇)作りあり、加部麻子さんの世界の最新トレンド、グラス類を多用したナチュラルスティックガーデンの紹介あり、宮本たみこさんの野草料理教室あり、麻子さんの案内でラ・カスタガーデンの見学のほか剪定、移植、挿し木など、盛り沢山だけど、とても楽しい、美味しい2日間だった。
受講者は全員女性、どうやら女性のほうが、学ぼうとする意欲や意識が断然高いようだ。
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