真木共動学舎 新屋敷
小谷真木の共動学舎でニホンミツバチの待ち箱作りと設置 トイレコンポスト化の可能性を探って来ました。
ティピを作って来ました。
昨年シャンティクティにみんなできたときにティピを作ってみたいということで 竹を切り出して早速作ってみました。
荒屋敷の住人達 映画
北アルプスの山裾、長野県小谷村。車の通わない山道を1時間半歩いたところに真木共働学舎はある。生きることの根源的な意味を考える「共に働く学び舎」として創設され、今の社会に肉体的・精神的な生きづらさを抱える人も、そうでない人も、だれもが固有に持つそれぞれの能力を尊重しあい暮らしている。春・夏・秋・冬…40年。くり返されるその営みは、誰にもある生きものとしての人間の時間を思い起こさせる。ベルリン国際映画祭受賞作『アレクセイと泉』の本橋成一監督6年振りの待望の新作。
共働学舎とは
高度経済成長の終焉を迎えたといわれる1974年、自由学園の教師だった宮嶋眞一郎により創設された。農業、酪農、工芸などを生活の基礎とした共同体として、いまも各地に根をおろしている。
真木の集落は楢山節考のロケ地 カンヌ映画祭でグランプリを取ったことで話題になりました。
薪羽釜でご飯を炊いています。
羽釜を受ける台 年季ものです。
ニホンミツバチの設置の指導に来てくれと頼まれていました。以前にもらったという杉の寸胴があったので床と天井をつけて蜜蝋を塗って設置しました。はやくも探索蜂が来ていました。うまく入ってくれるといいですね。
巣門が大きいのでアルミ缶で6、5ミリ程度に巣門をちじめました。大きいとスズメバチが巣を作ってしまいます。取り込んだ時には働き蜂がやっと通れるようにしておくと 女王蜂が外に出れずに逃去することがありません。ビール缶のアルミを切って作りました。
古材があったので待ち箱の見本を作って来ました。
あちこちに待ち箱を置くと入る確率も高くなります。
茅葺屋根の新屋敷 栃の木下に置いたニホンミツバチの待ち箱
真木の部落から見える残雪の山々
真木までは歩いて90分
ティピ用の竹も担いで登りました。
新緑がまぶしいくらいでした。
途中に石仏もあります。
真木の集落
ティピ作り
トイレを匂わないトイレを作るにはどうしたらいいかとアドバイスを戴きました
そこでコンポストトイレを提案させていただきました
真木共働学舎紹介記事
「一人一人違うからこそ、役割がある」 “競争社会”ではなく、誰もが必要とされる暮らしとは? 共働学舎
http://kokocara.pal-system.co.jp/2017/11/13/kyodogakusya/
山道の向こうにふとあらわれる小さな村。
そこに住むちょっと風変わりな人たちの、
春から春への暮らしを映したドキュメンタリー。
あなたという人は地球始まって以来、絶対いなかったはずです。
あなたという人は地球が滅びるまで出てこないはずなんです。
わたくしはそう思っています。
−−−宮嶋眞一郎
集落でひときわ大きい「アラヤシキ=新屋敷」。
2階の窓から時を告げる板木の音。
カンカンカン、あ・さ・だ!
カンカンカン、お・き・ろ!
どこからともなく風変わりな人たちが集まり、ラジオ体操が始まる。
元気よく跳ねる人、シブい顔で首をまわす人、みんなと違う方を向いている人…。
ヤギにエサをやり、畑で野菜を採る。かまどに薪をくべ…
カンカンカン、ご・は・ん
今日はあっちの田んぼの田植え。
「明日は午前中いっぱい雨だとよ」誰かがつぶやく。
カンカンカン、お・や・つ
たばこを吸い、歌をうたい、おもいおもいに過ごす。
カンカンカン、ご・は・ん
暮れゆく一日。
草や木は山の陰にかくれ、星の時間がやってくる。
鳥たちがさえずり、朝露が降りてくる。
そしてまた、カンカンカン、あ・さ・だ…
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