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安曇野パーマカルチャー塾10月レポート

10月パーマカルチャー塾1日目の予定

10月27日
12:45 穂高駅
13:30 近況報告
14:00 建築実習
17:00 温泉へ
18:30 夕食
20:00 卒業制作

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○●○近況報告○●〇

・事故りましたが、無傷でした。しかも儲かったし、車もGETできました。
・シンジさんの施術で体が癒されました。
・仕事に電車で行くようになりました。
・宿便デトックスをやってみました。
・毎日忙しく仕事していますが、卒業制作のために環境本を読み始めました。
・家を買うことにしました。
・カレーサミットに出店させてもらって、カレーで初めてお金GET出来ました。スキルUPがんばります。
・会社辞めてきます。これからは半農半XのXの方を強みにできるような場作りなどを考えていこうと思っています。
・操体法がとても順調です。
・いいお天気の中で庭仕事をがっつりしました。(石垣やパレットでウッドデッキを作った)ハーブで庭作りしたいなぁと思っています。
・安曇野市民になりました。(←ビッグサプライズ!!みんなから今日一の驚きの声がでました)
・農作業の毎日でした。カレーサミットもあったなぁ。
・稲と真菰取りに明け暮れています。
・ぐうたら村に行ってきました。(←”少しぐうたらしながら”がキーワード。教育、建築、農などいろんなものが関わっている場。
・久しぶりに学校関係者と話をしたら、いろいろ質問され学校やっぱ戻りたくないなーっと再確認。笑
・日常の中に稲刈りがあるのが良い。
・常滑に15Mのドームを建てます。

などなど、皆さんそれぞれの一か月をお過ごしになられたそうです。

○●〇建築実習○●〇

今回の作業は以下の通りです。

・温室部分屋根設置
・温室部分漆喰塗
・作業小屋部分壁張

①まずは道具の準備からです。
杉山さんが持ってきてくれた屋根材の波板を洗います。
こちらは購入したものではないので結構汚れています。
そのままではゴミになってしまうものですが、温室の屋根としての再利用することが出来、新しい命が吹き込まれます。

②漆喰を練ります。
今回使用する漆喰は竹入の瀬戸漆喰です。瀬戸漆喰は暮らしと人にやさしい素材です。
その成分は消石灰、山砂、石灰砂、角又、すさ、カルシウムイオン水、パルプ、水です。
今回は竹入ですので竹も入っています。
瀬戸漆喰は厚塗りにすることで漆喰の性能を発揮します。
薄塗りの時には仕上げ用の漆喰を使います。

手で混ぜることもできるし、ミキサーという機械で混ぜることもできます。
手で混ぜるときは船という平らな入れ物で練るのだそうです。
今回はミキサーという機械を使って練りました。
ミキサーは回転の力でミキサー自体が回ってしまわないように、左手でがっちり持ちながら使います。
ミキサーを上下に動かしたり回したりしながら漆喰を練ります。
硬さは耳たぶくらいの硬さにします。
目に入るとものすごく痛くて眼科行きレベルなので、気を付けて混ぜます。
余った漆喰は空気(二酸化炭素)に触れないようにしっかり封をしておいておけば、2年くらいもつそうです。

ここからは屋根チーム、壁チームに分かれて作業をしていきます。

<温室部分屋根設置>
・横垂木をつけます。今回は4本。温室の”に通り1-4”に1本、”ろ通り1-4”に1本、残り2本はその間に均等になるように打ち付けます。
・温室部分(に通り1-4、ろ通り1-4、4通りろ-に、1通りろ-に部分)にパッキン(今回はすきまテープという名称の物)を張る。

今回は屋根材に波板を使用していますが、波板用のパッキンも販売されているそうです。
・屋根材と垂木にくぎ打ちし、固定して完成!

<温室部分漆喰塗>
・畳に漆喰を塗る際、畳の方が面が出ていたので見切りをつけます。長さを図ってカットしビスで留めます。
・また、畳と畳の間がぐらついているため、作業小屋側に畳と畳の間に板を渡し、それを畳と固定して補強&ぐらつきを取ります。
・いよいよ漆喰塗です。漆喰を塗るときは、漆喰をのせる”小手板”、漆喰を塗る”小手”、漆喰を小手板に取る”レンガ小手を使用します。
・まずは小手板をしっかり濡らします。
・レンガ小手で小手板に漆喰をのせて、小手返しで1回で塗る量の漆喰を小手に乗せます。
・こちらは塗る前に5分くらい練習すればできるようになります。小手の軸に漆喰をのせることが出来れば力もいらず簡単、きれいに塗ることが出来ます。
・漆喰は基本的に左から右に向かって塗ります。

・はじめは分厚く壁に漆喰をつける感じで大丈夫ですが、次第にチリを取るように滑らかに、厚い薄いが無いように仕上げていきます。

・釘などの尖ったものでお絵かきもできます。今回はパーマカルチャーの原則のEARTH CARE、PEOPLE CARE、FARE SHAREの文字とともに絵をかきました。

・固まるのに気温で時間差がありますが、今回は次の日の朝でもお絵かきできるよ、とのことでした。

<作業小屋部分壁張>
・作業小屋の内壁に野地板を張るために下地を作ります。
・ろ通り1-4、 1通りろーに、4通りろーにの3か所の内壁の長さをはかって野地板をカットします。
・下から順に張っていきます。
・釘を打ち付ける際、釘は最低2か所留めます。また打ち付ける場所も適所があります。
2か所で留めるときは木材を4等分した1/4と3/4の部分に、3か所で留めるときは、木材を2等分したところに1か所、それをさらに3等分した上下に1か所ずつ打つ。

(説明がわかりづらくてごめんなさい・・・)
・また、釘とビスの使い分けは素人使いならそこまで気にしなくてもいいそうですが、釘に比べ、ビスは修理の時にやりやすい、釘に比べてビスは4倍引きが強いため、最近はビスを使用するほうが多いのだそうです。
・釘は錆びてこそ、その威力を発揮するものであるため錆びるようにできている、ということも初めて知りました。

杉山さんパワーとみんなの力で予定通りに小屋が出来上がってきました。
次回ドアを取り付けたら遂に完成です!

○●〇温泉へ○●〇

日が沈んで体が冷えてしまったので、ぽかぽかのお風呂は最高です。
ゆっくり浸かって疲れを癒します。

○●〇夕食○●〇

今回も手作りほっこりメニュー。
ショウガスープで体はポッカポカ。手作り納豆は稲刈りした稲で作ったのだそう。一粒一粒を味わうおいしさでした。
かぼちゃサラダはおしゃれに飾り付けてあって見た目にもおいしかったです。
大根ステーキの上のお味噌もとってもおいしい。
娘はいろいろな豆に興味津々でずっと豆を食べていました。
今回もほっこり&優しい&おいしい夕食で、心も体もお腹いっぱいでした。

○●〇卒業制作○●〇

それぞれのチームに分かれて作業。
どのチームも時間と人が足りていない様子。
今からのチーム参加も大歓迎ですよ〜!

その後はお酒を飲みながら談笑し、1日目が終わりました。

今日も一日、お疲れさまでした。

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