安曇野自然農学習会レポート
臼井先生のお話の抜粋と、講座の概要説明です。 個人的な解釈も多少含まれます。 ノートなので深くは突っ込まないでください
パーマカルチャーの話。
森林講座が事情により中止になったため、パーマカルチャーについての健爺のお話の講座に振り替えになった。
宇宙船地球号の番組パーマカルチャー 21世紀の暮らしのデザイン 30分を鑑賞後、解説。
シャロムヒュッテビデオライブラリー http://www.ultraman.gr.jp/shalom/videoriburari.htm
パーマカルチャーの起源としては、先進国による近代工業化の中で、様々な反対運動が起きるが、対立よりも心地よい暮らしを目指して提唱されたのが、「パーマカルチャー持続可能な農的暮らしのデザイン」としてオーストラリアで体系つけられた1970年代に提唱された概念。
最近よく聞く言葉だが、基本的な3原則は、「持続可能」、「多様性」、「調和」、倫理(りんり)的な事も加わるのがすばらしい、「地球への配慮」、「人への配慮」、「余剰物の公平な分配」
1900年代の大開発により、化学肥料、土地の流出など、持続可能な農業ではなくなってきてしまった。
これを憂いで米国ウィスコンシン大学の土壌学者、F・H・キング、持続可能な農業をしている場所世界にないのか?という旅を明治42年(1909)年にして、パーマネントアグニカルチャーという本にします。 日本では農文協(出版社)から東アジア4000年の永続農業という本にまとめらます。
キング氏の書籍。◎
http://www.naro.affrc.go.jp/archive/niaes/magazine/134/mgzn13407.html
そして、この本を読んだ、「ビル・モリソン」と「デビット・ホルムグレン」という人がこの中心になって、わかりやすく、デザイン化したものが世界にひろがっています。 ⬇️ wikipedia パーマカルチャー (シャロムヒュッテのリンクもありました)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC
その本の中にある大事な事として、日本のみなさん、パーマカルチャーを通じて、<日本の文化を再認識して欲しい> を言うメッセージパーマカルチャーの創始者達は送っています。
日本における自然農法の提唱者、福岡正信のわらいっぽんの革命(書籍)の考え方とパーマカルチャーの考え方は非常に似ていると。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E4%BF%A1
現在、パーマカルチャーの本は沢山出ています。が、健爺のお勧め書籍を紹介します。
⭐︎パーマカルチャー〜自給自立の農的暮らしに〜
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%80%9C%E8%87%AA%E7%B5%A6%E8%87%AA%E7%AB%8B%E3%81%AE%E8%BE%B2%E7%9A%84%E6%9A%AE%E3%82%89%E3%81%97%E3%81%AB%E3%80%9C-%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%BB%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%91%E3%83%B3/dp/4883402576/ref=pd_lpo_sbs_14_t_2?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=9MTDCC5SX3M9Y77870F7
⭐︎パーマカルチャー菜園入門(編集者の方が書いたせいか、初心者にもわかりやすい)との事
https://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E8%8F%9C%E5%9C%92%E5%85%A5%E9%96%80-%E8%A8%AD%E6%A5%BD%E6%B8%85%E5%92%8C/dp/4259562975
自然農塾で配布した本もとても良い本なので、是非読んで欲しいとの事です(^_^)
上映後の質問として、上映にあった新しい経済としてのパーマカルチャー(マレニー。20年前に林業の衰退で過疎化。ジル・ジョーダンが町の復興のため、独自の融資を考えた。クレジットユニオン) などについて何かご存知の事を教えていただければとの回答として、
上映の中では、マレニーだったが、パーマカルチャーは「人へのケア」、「自然へのケア」、「分かち合う」という基本理念がある中で、経済というのは、分断させて、競争していくところに「市場」マーケットを作るのが資本主義であり、これはもう限界を迎えているのではないか?どういう暮らしをしていけば、これから良いのだろうかという所に世界の関心はあり、次の時代の生き方をしていかなければ、人間の生存もありえないような時代になってきている、奪いあうのではなく、分かち合うという基本的な考え方がある。
自然は全てを無料で与えてくれる地・水・火・風・空(ちすいかふく、五大)
狩猟採取生活を基本としていた縄文時代の暮らしから、定住した土地に縛られる「農業」、稲作の時代になり、土地管理、労働力支配が生まれ、この土地でできた物、それを俺の物だ!という、《ジャイアニズムが》が誕生し、<所有>概念が強くなる弥生時代になっていく、 これは西洋では、哲学者ジャン・ジャック・ルソーによる政治哲学の古典的著作、人間の不平等についての論文であるルソーという所の「不平等起源論」に通じる
⭐︎余談ルソーは一度も生涯において、公的な学習機関を修了したことはない⭐︎
縄文時代まではみんなでわかちあうしか術がなかった、 富める時も、貧しい時もわかちあっていた、何故なら<所有>という概念がなかったから。<所有>という概念が生まれる事によって、妬みだとか、盗もうとか、そういう概念が生まれてきて、弥生時代から2017年、5.17日まで人類は戦争に明け暮れている。。。 そんな中で、わかちあい、共に生きようというのが、パーマカルチャーの基本理念であり、「持続可能性」、「調和」「多様性」という事が大事である。
経済もさらにグローバル化している、タイの誰かが、パソコンを叩くと、どこかですぐに物価が二倍になってきてしまうような、市場グローバル経済がさらに加速している。
その中で、みじかな「地域」で通貨を融通し合うという事で、「地域通貨」という試みがある、起源は 第一次世界大戦(1914〜1918)のあと、大恐慌により、経済が困窮したオーストリアのウェルグルという街で、シルヴィオゲゼルという人が、雇用を作り、いろんな仕事を作ろうという新しい試みで地域通貨が生まれた。 何かしようと思ってはみたものの、お金(資本)がなかったので、労働証明書というもの作り、これを地域通貨(信用)として新しく流通させる。
この証明書は一ヶ月経つと1%ずつ、減価していく<通貨、紙幣、お金>であり、他の<労働対価>としての、<通貨、紙幣、お金>との一番の大きな違いである。普通は逆で使わなけらば、利子がついていく
使わなければ減っていく。 なのでどんどん使おうという事で、 経済、流通通貨として(信用)は停滞せずにどんどん回った。
ウェルグルは結果的に、国の紙幣よりも6倍の労働証明書を発行するまで地域通貨は発展、しかし、紙幣(信用)は国が保証するものであるとの政府の考えで、13ヶ月しか流通しなかった。
短い期間で終わったが、この成功例は世界に飛び火した。15年ほど前にはエンデの遺言という NHK番組でも地域通貨が扱われ、日本にも多くの取り組みがある。しかし現在あまり残っている地域通貨は残念ながらあまり数はないようだ。↓
http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20150215
長野県上田市のように今も利用されている地域通貨もあるようです(^_^)
http://mayu.lolipop.jp/
追記、全国の地域通貨一覧リンク。結構あるなあ。
http://cc-pr.net/list/
健爺の考えでは、子供のように肩たたき券でもいいし、みじかな通貨の代わりになるものをやればよいのではと。
シャロムヒュッテでも以前行われていて、うまくいっていたので、また復活させようという考えもある。
地域通貨の大きな利点は、県外、国外の大きな資本にお金が流出しないのが一番の利点。
例えば、イオンなどの大資本で買い物をしたお金は、みじかな地域で循環しない。
東京や海外などの別の場所に行ってしまう。
ソマリア、ソマリランドでも地域通貨が導入されてうまくいっているらしいとのこと↓謎の独立国家ソマリランド
http://www.webdoku.jp/column/takano/2012/0330_110843.html
⭐︎お金は現在は利息として増えるが本来は、イスラム教では利息はつけてはいけないという教えがある。 手数料は取る。
なので、イスラム教徒が、利息などを取り扱う金融業を、不浄の仕事として、ユダヤ人に金融業を押し付けていた歴史もある⭐︎
パーマカルチャーは ああしたほうがいいんじゃないか?ああしたほうがいいんじゃないか?というプラス思考だが、自然農の場合、
あれをしない、これをしないというパーマカルチャーと向かっている方向は、ある意味逆の思考が強い。
映像の中でパーマカルチャーは効率化を図ると言っていたが、効率ではなく、<所作振る舞いに無駄な事がない>事が大事ではないか。
これが、日本の文化の再認識であり、概念である これからが日本文化が世界に向けて花開いていく時代ではないだろうか。
小噺集
1,人との接し方もいろいろあるが、無駄な事はしないほうがいい。 いいお世話、余計なお世話いろいろあり、そういう気持ちはいい
が、 あれをしたほうがいいんじゃないか?これをしたほうがいいんじゃないか? という事はやらないほうがいい、これをしなくてよかった、あれもしなくてよかった、のではないか。そのかわり最大のコミニケーションを取り、人も迎えるという事に力を注ぐのがよいのではないかと。 ⭐︎コミュニケーションはラテン語のコムニカチオ communicatioに由来しており、「分かち合うこと」⭐︎
2,西洋は対象を分けようとする文化、日本は対象と一緒になろうとする文化である。
不二はふたつにあらずと書いて不二 諏訪は素の輪 すわ 富士と諏訪が神の使いの龍によって一つになる 大きく和する それが大きく和する大和 それが日本 日本文化は古来から融合をもとにしていたのに、分ける時代になってしまった。分別を作る 境を作る時代になってしまった。 ジョンレノンはイマジンで歌う、個別の宗教も殺しあう事も必要なく、すべての人達が平和に暮らしている、あなたとわたしが一つだという事を想像してごらんと、、それは夢かもしれない、夢なんだ。しかし、でもその夢を一緒に見ている仲間がいるんだと。ここが素晴らしい。 そしていつかあなたとわたしはひとつになる [as one]と 伊勢鈴鹿にas oneコミニティというのがある
http://as-one.main.jp/suzuka/ac/index.html
3,シャロムのダイニングにかけてある絵画、外の壁に書いてある作品解釈の話
陰と陽 明るい暗い 重い軽い 男と女 二匹の鳥が太陽に向かっていく しかし、太陽は神の世界 絶対界という一つの世界 私たち?の住む世界とは次元が違う だからオリーブを咥えて、帰って来る その咥えて帰ってきた「オリーブ」が、それぞれにとって何だろうか? それは夢でありビジョンであるかもしれない、 夢とビジョンさえあれば暮らしていける。
その事が僕らにとって一番大切なビジョンではないだろうか?最終的にはお金ではなく、確かにお金は力があるもので血液と同じだから、滞ると朽ちていく、溜め込まずに循環していく事が大事ではないだろうか そんな生き方が大事ではないだろうかと思う?
4,ドネーションとは?日本語ではどういう意味?という質問に対しての問い。
寸志 ペイフォワードという訳でいいのでは?
いい動画がある、 いろんな人を助けていくと循環して嬉しい。 https://www.youtube.com/watch?v=Nx5ea1DyV4c
わらしべ長者の話と一緒。 何か困っている人がいて、それをあげてたら増えていって、最後には長者になるという
《抱え込むだけでなく、与える事で幸せになるのが、人間本来の生き方ではないか、商売もそう、相手が喜ぶ事をしてあげればみんなが幸せになる》。 それを定価よりも価値のない事をしているとみんな去っていく。
私たちはこの尺度をお金で計るけど、もしお金が入らなかったら「徳」を積んだと思えばいいと。今日ははドネーションが少ないなあ、
だけど、沢山徳を積んだなあと、、タイの動画でいい動画ある https://www.youtube.com/watch?v=A30doCeaG4o
素敵な事だと思わないか。 なんかそういう方がいいじゃん!!!! 世の中そういうもんじゃないか!と
自然界では、お米一粒が30に分蘖して、100ずつ実をつけるので、一粒が3000倍になる。
そのうちの一つが実ればいいので99%以上が余剰物。 それをいただいて、私達は生きられるこのありがたさ。
来月は金色の野を作る田植えです。 とピザパーティーです!!きゃっほーーい。
種を見ても、自然界は抱えていると劣化するけど、手放すと全部が増えるようにできている
5.瓦理論の話、
いままで20世紀は分段と競争の世界で、僕らは屋根の瓦を立てに重ねた時代、一番高いのが一番、クラスで一番、会社で一番、ワールドカップで一番、サッポロ一番、でも立てに重ねた瓦の下には一人しか憩えない、あとは雨に濡れる敗者だ、また瓦が2,3枚なくても雨には濡れない。 あなたいらない!おまえもいらない!と瓦のように。。 でも瓦を立てに重ねるんでなく、横に重ねる、面というunity(繋がり)を作るとそこで沢山の人が憩うことができる。そして、一枚かけても雨が漏る。どんな人にも存在価値があり、どんな人も生きていかなければいけない、それをオリンピックで一番の勝者だけがいいと言う世界ではいけない、縦型社会から横型社会へ。 ダーウィンの弱肉強食の世界から、弱者も住めるんだよという棲み分け論の今西錦司さんの世界観、ビルゲイツのウインドウズの世界から、Linux(リナックス)というオープンソースの世界へ。 すべてのソースを解放して、みんなで治そうというリナックスの考えはみんなを幸せにする。コンピューターというのはそういう世界でなりたっている、一箇所だけでなく、各地にサーバーがあり、それをつなぎ合わせて通信をしているほぼ無料で通信ができる時代にもなっている。。
今西錦司
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BB%8A%E8%A5%BF%E9%8C%A6%E5%8F%B8
リナックスのわかりやすい解説
http://www.garunimo.com/program/linux/linux1.xhtml
6.今後の展望としての話
5年前リーダーシップ型から、現在のスタイルに変えたが今シャロムヒュッテはバラバラ。だけど執着がないので、楽だし、どうでもいい。そこから皆が学んでくれれば。。。
今後の展望として、インドのダラムサラ(チベット亡命政府の拠点)にゲストハウスを作り、日本の建築基準法などで、実現できなかったエコハウスや、エコビレッジ的な要素をいれながらやりたい。もっとわくわくする事がしたい!と。いま流行りのクラウドファンディングという形でなく、別な方法で出資を募るそうで、原稿はすでに完成してるとの事。 ただわくわくする事をしたいと。
7,仏教の話
仏教は敬虔で相手を敬い、そんな意識があるヒンズー教が主なインドでも見直されている。ティクナットハーンという人がプラムビレッジというのをやっている。ベトナムの宗教だけど、宗教、国籍を超えて沢山の人が集まっている。
ティクナットハーンの書はレストランに掛かっている。 「You have enough」 「足るを知る」 あなたはすでに持ってますよという。
ティクナットハーン
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%83%8A%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%83%B3
プラムビレッジ
https://www.tnhjapan.org/plumvillage
仏教的な精神は日本の中にすべてあり、日本人が世界を変えれると僕は思っている。
8、農業の話
自然農
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E7%84%B6%E8%BE%B2%E6%B3%95
福岡正信
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E6%AD%A3%E4%BF%A1
moa自然農農
http://www.moaagri.or.jp/
森林農法、アグリフォレスト
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC
食べられる庭、キッチンガーデン、エディブルガーデン
http://www.juicygarden.jp/themestory/?p=188
良い新しい動きも世界中で始まっている。
1960年代に緑の革命というものがあり、世界の先進国で、二倍、三倍とれるハイブリッドのお米の種子を販売し、作らせる農法を売り込み、それが大規模化して、大きな農機具と農薬、化学肥料がセットにして指導する農業経営は、確かに収量は二倍、三倍になったが、土地は疲弊し、いままでいた魚がいなくなり、環境は悪化し、大規模化できなかった小さな農家がやっていけなくなったり、問題点がとても多かった。それを解消しようとして、新しい有機農業が盛んになってきている、有機農業でちゃんとつくると美味しいので、1.5倍くらいで売れるので、経済性も優位があり広まっている。食習慣が、出汁(グルタミン酸、イノシン酸)をとらないスパイス文化なので、味の元の使用頻度が低く、野菜の味がわかりやすいので、有機農業は広がりやすい食習慣としての背景が西アジアにはある。
これがタイだと、旨味文化になるので、有機農業は広がりにくい背景がある(味音痴?)
緑の革命
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%91%E3%81%AE%E9%9D%A9%E5%91%BD
タイの有機農業の記事(この記事は私には面白い)
http://agrinasia.com/archives/1340
インドの有機農業の記事
http://agrinasia.com/archives/381
⭐︎バングラデシュの農林水産業概況データ。有機農業はなかった。日本から「種や飼料」がとても多く輸出されている。。。驚いた。⭐︎
http://www.maff.go.jp/j/kokusai/kokusei/kaigai_nogyo/k_gaikyo/attach/pdf/bang-1.pdf
籾殻の活用をするという触れ込みでバングラディッシュに二度行ったが、バングラディッシュでは籾殻や資材が有料であまり普及はしなかった。 バングラディッシュでは、どこの有機農業のコミニティにもシードバンクがあり、これは素晴らしいということで、日本に帰り、シャンティクティでも始めた。 種を守るというのが、女性の仕事だということで助産師さんのグループもあったりした。
このすべての健爺のおっしゃることはすべて良い加減であり、まあ斜めに聞いて斜に構えてほしい。だいたいの人の言う事が間違い、でも自然界には間違いはないから、自然界をよく《観察》する、その方がもっと大事だと思う。
今言ってる事は、すべて間違いかもしれない。 忘れる事はどーーーーーーでもいいいいいい”!!!!!!!!!
寝る、食う、愛する、大事なことは忘れない。 常識、固定概念さえなければ、新しい文化が起こる事は多い。
解散。
感想。 田んぼの畦塗りも畑も、実際そんなに大した事じゃない気もするが、改めて始めてやってみて「体験」すると。ああ〜ってなる。 アインシュタインも大事なのは「知識よりも想像力」だと言っていた、思想や哲学、勉強もとても楽しいが、自然や、対象を良く「観察」し、これがどうしてこうなのか? という想像力が大事だなあと感じた。 どうしてこうなったか謎な事ばかりだ。
夜が印象的な3回目初日だったが、ふと思い返すと、シンプルに人に喜んでもらいたいという人としての基本を、自分は年々無くしていた。 「面白い事がしたい」、「今無いものが作りたい」、「誰かに褒めてもらいたい」 笑って欲しい、喜んでほしい、困っている人に対して何かしたいという、初期衝動から離れていき、競争の中で、自分を秀でる事に必死になっていた。 以前には、確かに自分にあった「感覚」を取り戻すひとつのきっかけとしても、自然農、パーマカルチャーに惹かれるんだなと感じる3日目でした。
ドネーションと言う制度だが、寄付文化が西洋圏に比べて少ない日本では、馴染みがないし、触れた事がないので、どうしたらいいかわからないという意見は自分もそうだと思った。
上記にあるような「気持ち」を伝えるたい為におこなっているドネーションシステムであれば、わかりやすくする必要があると私は感じる。 小学校低学年でもわかる、ハガキサイズ、掲示できる小冊子でもなんでも、漫画などを創作して、この上記にあるようなストーリーを見える化すれば。初めてシャロムヒュテに来た方は、「理念」を理解する事ができると思う。 幾らいれたらいいか?など経済的な問題も勿論あるが、一番の問題は、ドネーションという、初めての会計システムに戸惑いがあるなら、なぜこのシステムをおこなっているのかという「理念」を老若男女にわかりやすく、見える化する事だと思った。
ペイフォワードとドネーションってまた似ているようで少し違う気がする。寸志って私にはわかりそうでわからない。
同じような考え方の人ばかり集まっていくと、価値観が固定化して、これは当たり前だと思いがちになってくる。
素晴らしい取り組みが、まだこの価値観に触れた事のない方にも、少しでも広がっていったらいいなと思います。
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