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チベットの今を描く

チベット人は、日常、家の屋上、寺の中央、山頂、峠、橋や水辺などに、経文を印刷した魔除けと祈りの旗「ルンタ」(別名「タルチョー」)を掲げ、「ラーソル」(土地の精霊や仏を拝み焼香すること)の習慣がある。「ルンタ」は、自然災害、不作、家畜や人間の伝染病、旅、巡礼、新築、結婚式、新年の祭りや宗教的な行事などの時に、その土地や家の悪霊や災難を祓い清め、すべての生きとし生けるものが平和で幸福と健康に恵まれて過ごせるようにという祈願が込められている。

「蟻の兵隊」「延安の娘」などのドキュメンタリー作家・池谷薫が、中国政府の圧政に対し非暴力の闘いを続けるチベットの人々をとらえたドキュメンタリー。チベット仏教の指導者ダライ・ラマ14世が暮らすインド北部の町ダラムサラで彼らを支援する日本人建築家・中原一博を案内人に、焼身抗議を行なう若者たちや、刑務所での厳しい拷問を耐えぬいた元尼僧、24年もの長期間にわたって獄中生活を強いられながらも仏教の教えを守り続けた老人ら、不屈の精神で強大な権力に立ち向かうチベット人たちの生の声をすくいあげ、慈悲や利他の心に基づいた彼らの内なる思いを浮き彫りにしていく。

ルンタプロジェクト
http://www.lung-ta.org/lungta.html
https://m.facebook.com/lungtaproject/timeline#~!/lungtaproject/timeline

お問い合わせ
インド・ダラムサラ事務所:
Jogibara road, Mclead Ganj, Dharamsala, H.P., INDIA 176219
mail: indiaoffice@lung-ta.org

中原一博
1952年、広島県呉市生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。建築家。大学在学中、インド北部ラダック地方のチベット様式建築を研究したことがきっかけになり、インド・ダラムサラのチベット亡命政府より建築設計を依頼される。1985年よりダラムサラ在住。これまでに手掛けた建築は、亡命政府国際関係省、TCV難民学校ホール(1,500人収容)、チベット伝統工芸センターノルブリンカといった代表作のほか、小中学校、寄宿舎、寺、ストゥーパなど多数。
ネパールに移住したみたいです。

鴨居真理

ダライ・ラマの通訳。日本名は鴨居真理。高知県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。一級建築士。1985年よりダラムサラ在住。チベット亡命政府の依頼で伝統文化継承の拠点となるべきノルブリンカ・インスティテュートの設計・建築に携わり、同時にゲシェ・ソナム・リンチェン師に師事、仏教を学ぶ。ダライ・ラマ法王をはじめとするチベット高僧の講義や講演の通訳を務める。三児の母。
小川康× 鴨居真理対談
https://www.kaze-travel.co.jp/kazetsushin/kaze_tsushin_no040.pdf

詳しくは
http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/208342/179901/22734753

長田幸康(おさだゆきやす)
1965年愛知県生まれ。東京都在住。
フリーランスのライター(出版系&広告系)。
ホームページ:“I Love Tibet!”(http://www.tibet.to/)、メールアドレス:osada@tibet.to
細かいチベットネタはブログ「チベット式」。近況→ facebook
https://m.facebook.com/osadayukiyasu#!/osadayukiyasu

ヒマラヤを超えた子供達
https://youtu.be/j2qBoV5kRZo

映画ルンタが紹介されています
https://youtu.be/PAOTk5rwwmo

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