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ビックリトルファーム

https://youtu.be/UfDTM4JxHl8

桜井尚子さんwrite
<映画ビックリトルファームの感想 備忘録>

〜内容〜
物語はアメリカの大規模農業で荒廃した土地を、
料理家の妻と動物写真家の夫が、農場づくりを通して
緑あふれる本来の多様な命溢れる大地に変容させていく物語。

沢山の命の均衡の中で、生き物や植物、大地、気候は存在していることを再認識させられた。映画の話の中でも、人間が何か土壌改良したいと手を加えると、裏目に出て害虫が大量発生していた。対策に翻弄されるうち、じっと事象を観察することに気がつくと、パズルのようにその害虫を食すものが現れたりしていた。
多種多様な草が生える大地は大規模な干ばつ被害を免れるも、乾燥による自然発火の山火事、竜巻のような気象状況には、勝てない。何年もかけて浮き沈みの経過を辿りながらもやっと生き返ってきた農場も、やはり被害を受ける。もちろん、何もしない単一栽培で荒廃した土地なんて被害なんてもんじゃないようだけど。

それでも、夫婦には子どもが生まれ、一緒に働く仲間がいて、
蘇った大地と経過してく環境や生き物との調和を模索しながら
生きる次の世代というように結ばれた。

〜感想〜
命を繋ぐとか、沢山の連鎖の中のわたしの命や子どもの命に思いを巡らせた。私にしか出来ないことは何だとか、頭のどこかにあって生きていたけど、生きているだけで命の輪の中にいたことに気がつく。そして、大地は蘇る力がある事実。凄い。全ては繋がっていて、調和がこの世の中の均衡を保つ。一匹の虫や菌にもある使命。役割。自然界は優劣ではなく、多様なものが生き残るんだな。全体から見ても人間の世界は異質なものだね。でも人間が介入することで、大地の再生を促すことも出来るのか。いいとか悪いとかの判断はなく、もっと多様で、ただある、そのまま

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