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冬季潅水田

冬の間水を入れておいた冬季湛水田

いい感じです
冬期湛水(とうきたんすい)は、稲刈りが終わった水田に冬期も水をはる農法。

藁のちらばる水田に米ぬか、ボカシ肥、ミネラルなど、土壌生物(土壌微生物や土壌動物)のエサになるものをまいてから湛水する。すると土ごと発酵が起こり、初春には土が藁の上まで盛り上がるのである。肥料分を含むトロトロ層を形成し、耕起代掻き無しの不耕起圃場で普通の田植機により植えることさえ出来る。従来の農法では、農作業をし易くするため、治水整備を行い冬期は栽培のために不要な水をはらない。

冬期も湿地状態が続く水田では、微生物からイトミミズ、魚類などが生育可能となり、さらにそれを捕食する雁・鴨類、トキなど鳥類まで渡来するようになり、冬景色が一変、地域住民にも喜ばれる。

特に日本海側では冬期は雨天が多いため、水不足の心配も少なく比較的実施しやすい。また、扇状地などにある作土層の薄い圃場では、不耕起栽培と組み合わせることにより効果を発揮しやすくなる。

隣の田んぼへのみずもれもなく問題なさそうです。

北アルプスが綺麗です
苗床の畝作りをしていますが水が湛水しています。
水を干して早めに種まきをする予定です。
田んぼは6センチくらい沈むだけで作業はしやすそうです。

水管理が楽な苗代の作り方
https://daii.jp/a_cul/nawasiro.php

耕さない田んぼが環境を変える
https://youtu.be/RsDfhPhuvN8

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