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獣害対策での緩衝エリア 「中山間地域や離島での小規模有畜複合農業の展開 山地酪農」の可能性 たくさんの問題の解決の糸口になる先進事例です

小さな島国である日本では、大規模な工業的農業が立地できるエリアは限られており、中山間地域や多くの離島では小規模でも米、麦など穀物や各種野菜、果樹を複合的に栽培する複合農業が生産合理性を持っています。 
その際には少頭数の家畜飼育によって農場副産物の有効利用や家畜糞尿の堆肥活用が図られ、農場ごとのエコシステム機能が高まることで経営の持続力が高まるとともに地域自然環境との親和性が高まります。
また放牧により獣害被害の棲み分けが可能です

〒623-1123 京都府綾部市五津合町縄手34
氏本長一(うじもと・ちょういち)

1950年生まれ。山口県祝島「氏本農園」代表。帯広畜産大学卒、北海道稚内市営牧場長、宗谷畜産開発公社宗谷岬肉牛牧場長などを歴任、在任中は教育ファーム認証や日本初の家畜福祉を含む肉牛トレサビリティ認証を取り入れた経営を展開する。現在は京都府綾部にて取り組み中
2007年生地である瀬戸内海の祝島に帰り、小規模離島の耕作放棄棚田で無畜舎放牧養豚や再生した棚田での無農薬無肥料の水稲、果樹(びわ)、野菜の栽培、それらの食材を使った地産地消「こいわい食堂」を経営するかたわらで児童の食育教育、福島児童の保養、大学ゼミ合宿などの受入れにも取り組む。 ほかに一般社団法人祝島千年の島づくり基金役員など。
小さな島国である日本では、大規模な工業的農業が立地できるエリアは限られており、中山間地域や多くの離島では小規模でも米、麦など穀物や各種野菜、果樹を複合的に栽培する複合農業が生産合理性を持っています。 

多産なのも生産性が高い

その際には少頭数の家畜飼育によって農場副産物の有効利用や家畜糞尿の堆肥活用が図られ、農場ごとのエコシステム機能が高まることで 経営の持続力が高まるとともに地域自然環境との親和性が高まります。

ヤギは傾斜地の草刈り放牧にむく

主な取り組み

  1. 多様な家畜を少頭数飼育(牛、豚、採卵鶏、蜜蜂など)

  2. 穀物、野菜、果樹は無農薬、無施肥栽培とする

  3. 家畜飼料は農場副産物や地域内の副産物とする

  4. 農場生産物は地元中心に販売

メンバー:てまひま自然農園(京都府綾部市五津合町)、きたむら自然農園(京都府綾部市睦寄町)

みんなでつくるHappy Mountain


https://happy-mountain.life/

山地酪農のモデル

里山の利活用はどんどん新しい魅力的な手法が生まれています

山に牛を放すのは、その一つ。
さらに僕はその放された牛に触れる場所や、その牛を見ながらブランコにのって遊べる空間、牛と人が山を管理した美しい風景を作ろうとしています
他にも牛を飼いながら、乳を搾らなくても稼げる経営を模索中です

なぜなら、乳を経営の主軸に置くと、どうしても牛か生産者か消費者に無理を強いることになってしまいがちだからです
これだと、酪農家とは呼べないかもね  笑

でも僕がやりたい酪農って牛が牛として生きられること、人が人として生きれること、山が山として生きられることなんです

乳は牛からのお裾分けなんです

これからも壮大な夢を掲げ、山で牛を飼う魅力を表現していこうと思います


獣害対策での緩衝エリア「中山間地域や離島での小規模有畜複合農業の展開 山地酪農」の可能性 たくさんの問題の解決の糸口になる先進事例です

電柵のみで山地放牧が可能です
そして何よりも可愛い


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