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安曇野パーマカルチャーギャザリングレポート

みなさま

おはようございます。
週末に行われたギャザリングのレポートです。
今年も卒業生、現役生の実践発表がとても素晴らしく、それぞれの熱いパッション、挑戦にまた元気をもらいました。各地で卒業生のみなさんの試行錯誤の小さな活動が広がっていることが、とても希望だと思います。
参加されなかった方も、ぜひ読んでみてください。発表者の方で、もし訂正があればこちらへ送ってください。感想のシェアもお待ちしています。
分かち合いのマルシェも本当に素敵でした。
ありがとうございました。

来年は年間の講座から、建築実習を中心とした短期集中の学びへとシフトしていきます。
ギャザリングは夏に開催予定です!

みか

レポートここからーーーーーーーーーl

安曇野パーマカルチャー塾最後のまとめの回となるパーマカルチャーギャザリング。
もともとは卒業生とその家族や友人を対象とした集まりでしたが、今は安曇野パーマカルチャー塾に通ったことがなくても、誰でもウェルカム、オープンな会となりました。
お互いの実践や得意なこと、好きなこと、また知りたいという好奇心などそれぞれのギフトを持ち寄って、つながりを作る場となっています。

◎スケジュール
12月14日(土)
13:00 信濃松川駅集合
      受付スタート
13:30 開会式
14:30 シャンティクティエコツアー
      レシプロカル構造の東屋お披露目
image.gif15:30 パーマカルチャーセッション(各地の活動実践報告会)
17:00 フリータイム・希望者は温泉へ
18:30 ポットラックパーティ
20:00 パーマカルチャリストたちの座談会

image.gif12月15日(日)
9:00 パーカルコミュニティマルシェ
    ワークショップ・プレゼンタイム
12:00 店じまい
12:30 卒業制作発表
14:00 17期安曇野パーマカルチャー塾卒業式
      閉会式
15:30 終了

◎13:30 開会式
開会式は「全員自己紹介」から始まりました。どこから来たのか、何をしているのか、興味を持っていることなどをシェアし合います。期を超えた卒業生、17期(今期)の塾生とそのお友達を中心に、パーマカルチャーに興味のある個性豊かなみなさんが参加してくれました。

◎14:30 けんじぃのシャンティクティエコツアー
久々に聞くけんじぃのエコツアー。何度聞いても新しい発見があり、原点に戻る気持ちになります。
ツアーの中で、いつの間にか、自分の話していることと密接に繋がってしまっており、原典がここにあったのを忘れてしまっていたくらいです、との感想も塾生からいただきました!

◎15:30 パーマカルチャーセッション1
国内、国外、それぞれの実践や視察、多種多様な観点から、卒業生、17期生、スタッフを含む6名のみなさんが発表をしてくれました。

・柴山利幸さん(たいちょう・17期)
『北インドラダックSECMOLでのオルタナティブ教育』
たいちょうは、若い頃から国内外の山に登り、自然と向き合ってきた登山家。現在は、カレー屋さん、ツリークライミング、ウッドチップ製作販売、自然保育など、多様な生業をお持ちです。
今回は、登山遠征の際に立ち寄った北インドラダックで行われている高校生による高校生のための学校「SECMOL」に2017年と2019年に訪問した際の様子をシェアしてくれました。
「SECMOL」は高校生の自主運営の学校です。またその学校があるラダックは、「幸せの経済学」で有名なヘレナ・ノバークホッジさんが彼らの幸せな暮らしに感銘し書き上げた「懐かしい未来」の場所でもあり、現在のローカリゼーションムーブメントの原点とも言える場所です。
現在ラダックでは学校で優秀な子はデリーの全寮制の学校に行ってしまい、若者の流出、文化が失われてしまうことが問題になっていますが、この学校は、ラダックに残る子のための学校であり、環境問題への啓発と行動を促す学校、持続可能な暮らしの実践の場でもあります。また、その取り組みから世界中からインターンの若者が集まります。
高校生たちは、当番制で食事づくり、畑や家畜の世話、訪問者への案内などを受け持ち、自分たちの暮らしや学校を運営しています。校舎はパッシブソーラーの考えを利用して自然素材で作られていたり、ソーラークッカー、太陽熱温水器、ソーラーフードドライヤーなどを作ったり使ったり、水の確保についても自然エネルギーを上手に利用しています。コンポストトイレやゴミの分別から資源の再利用、循環の仕組みを作っています。実践を通して真に持続可能な未来を自分の手で作る若者を育てる、素晴らしい場だなぁと思いました。
今は、大学をつくるプロジェクトも進行中で、日干しレンガ、ストローベイル、アースバックなどを使い、建物を作っています。緑化を進め、大学を中心とした街をつくるようなイメージの壮大なプロジェクトのようです。今は砂漠のど真ん中、という感じの場所で、こんなところでスタートするなんて!とたいちょうは驚くのに対し、現地のラダックのメンバーたちは、SECMOLでもやったんだからできるよ〜!という態度で、感銘を受けたそうです。たくましい!そして経験がちゃんとつながっていくんですね〜。
たいちょうは、現在、埼玉県の宮代町で持続可能な生き方を経験的に学んでいく幼稚園を自主運営しています。田舎に行かなくても都心の近くでも、できる!という事例になればと思っています。大学生とのワークショップ、学校PTAとの連携なども始まっており、地域に理解が広がってきているそうです。こちらも楽しみですね!
みやしろ森のようちえん
https://www.facebook.com/mori.miyashiro/

・喜多野悦子さん(えっちゃん・17期)

『スリランカから世界に悦びを広げる』
えっちゃんは、名前の通り、喜び、悦びを世界に広げていくことがご使命の素敵な女性です。今までもYOROCOBIデザイン事務所として、軽トラキャンパー製作、つながりのあるアパートのリフォームと運営、カンボジアの学校支援など、「つなぐ」活動をたくさんされてきました。
今回は、たまたま去年スリランカに行ったご縁で、ペイフォワードのシステムを取り入れたゲストハウスを開くことになったお話をしてくれました。すごいスピーディな展開に一同びっくりしたのですが笑、今年4月に発生したテロの影響で観光業にも大きな影響が出ており、スリランカでできた友達のために何かしたかった、というシンプルかつ力強い思いを即行動に移せるのは本当にすごい!
「今の日本があるのはスリランカのおかげ」ってみなさん知ってましたか?スリランカ人は誰でも知っているのに、日本人が知らないお話!戦後、サンフランシスコ講和会議で、日本を分割統治するという議案が持ち上がっていたところ、スリランカの時の大統領ジャヤワルダナさんが「憎しみは憎しみによっては止まず、ただ愛によってのみ止む」という仏教的なお言葉を発し、日本をそういった形で裁くのを望まない姿勢を見せ、それに各国首脳は共感し、分割統治はされなくなったとのこと。ジャヤワルダナさんはその後も親日家で、亡くなった時にはその角膜が日本に送られ、臓器移植に使われたそうです。
ということで、えっちゃんは現地ガイドさんとトゥトゥクドライバーさんのお仲間と一緒に「SATHUTA(サトゥタ*悦びの意)ゲストハウス」をこの11月にオープンしました。
このゲストハウスはペイフォワードの考え方を取り入れており、まずは支援者の方にメッセージ付きのチケットを購入してもらい、SATHUTAに保管。泊まりに来たひとは、そのチケットを利用して無料で宿泊ができます。宿泊者は「次のひとが何か悦ぶことをする」「チケット購入者にメッセージを書く」ことをします。「次のひとが何か悦ぶことをする」のは、これから宿泊するひとに向けてチケットを購入することもよし、それ以外の行動でもよし。これからそれを見える化するシステムを作っていきたいとのことです。
早速パーマカルチャー塾のときに購入したチケットも旅行者の方が使ってくださったとのこと!私のチケットが使われました〜。オランダ人カップルが使ってくれたらしいです。なんか嬉しいですね。いつかスリランカでそのメッセージに出会えるのが楽しみです〜。
えっちゃんの願いは、SATHUTAで国境を越えて世界中のひとがつながり、それによって平和な世界が実現されることです。
これからの広がりが楽しみです。
YOROCOBIデザイン事務所
https://yorocobi-design.com

・筒井 淳文さん(つっちゃん・7期)

『こどもと家族みんなのリトリートハウス おやまのおうち』
つっちゃんは7期の卒業生。その頃は雨男として有名で、毎月の宿の終わった後も後泊する「初代おひまーず」を結成。人生の変わり目にいた同期生と夢を語り合ったり、けんじぃの仕事を手伝ったりしていたそうです。
もともとは岡崎に暮らしていましたが、暮らしやすくはあっても子どものいない地域で、まわりは町的な暮らしのひとたちが多い中、もう少し自分たちのライフスタイルを大事に暮らしていきたい、子育てをしていきたいという思いを持ち、3~4年、日本各地を家探しにまわっていました。
みくさのみたからの飯田茂実さんによるダンス公演をきっかけに、高遠のフリーキッズヴィレッジとのご縁ができます。
フリーキッズヴィレッジの仲間とゆるくコミュニティとしてつながりながら、今は築150年くらいの古民家の改修、大地の再生などを仲間を募って進めています。
大学のころからキャンプカウンセラーとしていろんな子どもたちと付き合ってきたり、理学療法士として障がいのある子どもたちと関わってきたつっちゃんに、まさにぴったりの場所!!という感じがします。こうして人生は導かれていくんだなぁと思い入りました。
これから昔ながらの暮らしを分かち合い、生きる力を育みあう、子どもと家族のリトリートハウス「おやまのおうち」として、心のふるさとになるような場づくりをしていきます。
現在クラウドファンディングに挑戦中!お手伝いも歓迎!
車椅子の子も使えるコンポストトイレ、かまどのある外キッチンなど作っていく予定です。
ゆくゆくは家という概念も外していきたい、それぞれの暮らしを作りながらお互い行き交うような暮らしが、つっちゃんの思い描くビジョンの先にあるようです。
フリーキッズヴィレッジのゆるくつながり合うコミュニティ的な暮らしがまたこれからの暮らし方なのかも!とも思いました。
つっちゃんのクラウドファンディングはこちら→oyamanoouchi

◎18:30 温泉・フリータイムを経て夕食はポットラックパーティ

参加者のみなさんの一品お持ち寄り。
ご飯、スープ、たくさんのおかずからデザートまで、美味しく楽しくいただく豊かな時間でした。

◎20:00 パーマカルチャーセッション2
・豊田知孝さん(17期・とよぽん)with中川美帆さん(17期・みぽん)
『週末ノラ暮らし』
とよぽんは東京生まれ東京育ち。小さな頃から田舎への漠然な憧れがあったそう。平日はお仕事をしながら、約10年前から川越で自然農の週末ノラ暮らしを始めました。きっかけは食べたかぼちゃの種を蒔いてみたら立派な芽が出て、これをぜひ植えたいと思い、お友達に聞いてみたところ、いとも簡単に1反の(広い笑!)畑が借りられたことだそうです。
そこから自然農の畑と田んぼを始めました。
すごいのはその広さ!週末の野良仕事でここまでできるのか!という希望にもなるお話でした。
今現在とよぽんは自宅から近いところから、240坪の畑1枚(野菜と果樹)、20坪の畑(果樹中心)、30坪の田んぼ、15坪の畑を手がけています。一番遠い田んぼまでは20㎞ほどあるそうです。
野菜だけではなく果樹も多品種植えているところ、一番近い畑は野菜中心→手のかからない果樹や田んぼが遠くに配置されている=効率的なゾーニング、非常にパーマカルチャー的だなぁ!と思って聞いていました。住宅地の中ですが、果樹のお花や自然の草花をきっとご近所の方も楽しまれているのでは、というエッジ効果も期待できそうです。広い土地がなくても、田舎でなくても、飛び地であってもよし◎仕事をやめなくてもよし◎今ここからスタートできる、とても参考になる取り組みだなぁと思います。このスタイルが10年続いていることも、とても説得力があります。
自然農の畑や田んぼに取り組んでみて、生える草の変化、草刈り時期と刈り方の大切さ、生き物がとても多いということ、自然は言葉を発しなくともその姿でいろいろなことを教えてくれると感じているとのこと。
畑の上に寝っ転がりながら歌う雲雀の声を聴く(とよぽんが歌っているわけではない笑!)、とても素敵なライフスタイル。きっとお仕事のストレスも自然と調和した畑や田んぼで癒されているのでしょう。
また、田畑を通じた共同作業で、都会にはないコミュニケーションが生まれることもメリットの一つ。田舎へ行かなくとも半都会で十分と感じているそうです。
これからは、ダーチャ的な暮らしを進めていきたいということで、こちらも楽しみです。
とよぽんの柔らかさと、しっかりちゃきちゃきのパートナー・みぽんさんとのコンビネーションがまた最高で素敵なプレゼンテーションでした!

・酒井泰幸さん(12期名古屋・酒井さん)
『那智勝浦町色川と泰幸園フォレストガーデン(予定地)のご紹介』
酒井さんは、もともと農家のお生まれ。農を中心としたよい生活だったのが、梨畑一本になったあたりから農業のあり方に疑問を持ったといいます。その後自動車部品のエンジニアとなり、バングラディシュに青年海外協力隊員として暮らしたり、アメリカ留学を経たりと、生き方や社会のあり方について考えてきました。仕事を辞め、数年は実家の梨農園の経営に携わった後、移住者の受け入れで先駆者的な和歌山県那智勝浦の色川に40haの土地を購入。フォレストガーデンを作っていくサイトと今後のビジョンについてお話をしてくれました。
まず、色川地区は40年ほど前から有機農業を志す人々が移住。地域の方たちと粘り強く付き合いながら理解を経てゆき、今ではもともと地元の方と移住者が半々になるくらいの割合で住んでいるそうです。祭りやイベントなど地域で楽しめる行事も多く、酒井さんも地域の方との付き合いをとても楽しんでいるそうです。色川には、移住に関してのシステムがよく構築されており、無用なトラブルを防いで、もともといる人も、移り住む人も気持ちよく暮らしながら、ともに地域の暮らしを繋いでいくことができているようです。酒井さんの土地には、母屋、棚田→銀杏畑、雑木帯、果樹などがあり、まずはゾーン1のキッチンガーデン+バラ園を整備中。とても広い土地なので、ともに関わってくれる人募集!そして、この土地をつないでいくために例えばNPO法人化、トラストなどのシステムも整えていきたいとのことです。また、日本語翻訳しているフォレストガーデンやパーマカルチャーの動画などもシェアする仕組みを作りましょう、と盛り上がりました。

・臼井健二さん(けんじぃ・ゲストハウスシャンティクティ、安曇野パーマカルチャー塾スタッフ)
けんじぃのインド・ダラムサラでの世界を森にするプロジェクト。
ダラムサラ在住のレンジン・たかえ夫妻と協力して、地域通貨型のクラウドファンディング、村上真平氏のパーマカルチャーツアーなど行ってきました。これからはアースバックハウスの家、様々な農法を紹介する畑、ヨガなどのリトリートスペースなどを配置し、オフグリットの農的エココミュニティを作る構想です。
今年も2月1日から一ヶ月、アースバックハウス作りを中心に作っていく参加者を募っています。
ダラムサラプロジェクト
http://www.ultraman.gr.jp/dharamsala/

・梅崎靖志さん(うめちゃん・風と土の自然学校、安曇野パーマカルチャー塾初代スタッフ)
創立から12年間、安曇野パーマカルチャー塾を引っ張ってきたうめちゃんもやってきてくれました!
山梨・都留にて現在8年目になる風と土の自然学校を、パートナーのナツキータ(3期生)と家族で運営しています。年間の「自然農と手づくり循環生活 実践コース」として、手を動かしながら実践的に自分の手でつくる暮らしを学ぶ場を開いています。
来年春からは八ヶ岳に拠点を移すということで、土地の造成から建物の建築まで、プロの手を借りながらワークショップスタイルで作り上げてきた様子をお話してくれました。また4月から建具や家具作りも含めた半セルフビルドのワークショップが開始されるようです!新しい拠点にもぜひおじゃましたいですね。
風と土の自然学校
https://lifestyle-model.jp

◎22:00くらい パーマカルチャリストたちの座談会
たっぷりと素晴らしい実践と情熱のシャワーを浴びた後は、みんなのアウトプットの場!
まずは、近くのエリアに住む人たちで集まって、今日のこれまでの感想をシェアし合います。

その後は、少人数テーマ別に分かれてのおしゃべりタイム。パーマカルチャーというキーワードでつながる方同士、日頃の悩みや思いを交換しあいました。

〈テーマ〉
・パートナーシップ
・身近な人たちと持続可能な暮らしをどう共有するか
・お金
・保育、教育
・ギャザリングのアイディア
・どういう場所に住むのがよいか
それぞれに有意義な話し合いができました。

1日目は23:30頃終了。
引き続き、外で焚き火を焚いての交流会も続いたようです。

2日目
◎9:00 参加者による参加者のためのパーマカルチャーマルシェ、ワークショップ、プレゼンなど。
朝から、ドネーションやフリーで食べ物が集まり、なんとなく朝ごはんタイムが始まりました。
なんて豊かなんでしょう!みなさんありがとうございます。

〈出店〉
・ベジ餃子(17期さえちゃん)
・無農薬栽培の福岡産無農薬無肥料米"あさひ"炊き立てごはんとご飯の友(13期亀本家)
・甘酒(さっそくぶんちゃんのくれた酒粕を使って!)(ぐんじくん)
・無農薬古代黒米のお餅(うめちゃん)
・お豆のカレーとターメリックライス、3年番チャイ、クッキー(4期・じゅんちゃん)
・餅ボールとくび木茶(17期とよぽん・みぽん)
・アースオーブンピザ(17期with朋子さん)
・おやき(17期あいちゃん)
・取り出したて!小坂酒造の酒粕(17期ぶんちゃん)
・ひかりのたねさんの自然栽培の大豆、マコモ茶、乾燥しいたけなどの販売、みんなへ屋さん、楽器屋さん(17期ゆあさん)
・野山のリース(16期さっこ)
・クリスマスツリー(ともみちゃん)
・チーズケーキ、クリスマスオーナメント、ピアス(17期みほさん)
・干し柿のエナジーバー、ヒーリングセッション(えりこさん)

〈ワークショップ〉
・カードリーディングを中心とした対面セッション(17期さえちゃん)
・アーユルヴェーダ脈診(たみちゃん)
・南インドのオーガニックカレーワークショップ・スパイスキット付き(17期たいちょう)ペースト作り(5人前)
1、おたま一杯にひまわり油を注ぎ温める
2、緑のスパイス袋(カルダモン、クローブ、シナモン)を砕いて香りづけする 焦げないよう注意!
3、しょうが一片、ばらしたにんにく5粒、青唐辛子1本を微塵切りにして加える
4、玉ねぎ大2個、トマト5個(なければトマト1個とトマト缶でもOK)
5、4つにとめられているスパイス袋を投入(痛めた野菜に水気が出るころ)
6、塩ティースプーン2杯半(少ししょっぱめなくらいをお好みで調整)ゆっくりかき回して出来上がり
※ ここまでは水を加えていないので冷凍保存可能

ココナッツミルクカレー(5人前)
1、ペーストに水1人前あたり50CC,ココナッツミルク50ccを加える(5人前のときは250ccずつ)
2、蒸したブロッコリー2個と赤パプリカ2個を投入
3、2つにとめられているスパイス袋投入(テーパリングは簡素化)
4、充分過熱して全体がなじんだら出来上がり(ココナッツミルクをかけて、おしゃれにアレンジ笑

・操体法の般若心経(うめちゃん)
・糸紡ぎ(ともこさん、ひーこ)
・ヒンメリづくり(17期みほさん)

〈プレゼン〉
・バングラディッシュの暮らし(12期名古屋・酒井さん)
・パーマカルチャーを生かした田舎暮らし(みか)
・カナダでのフルーツプロジェクト、フリーストア、ブックシェアのお話(えりこさん)

◎12:30 卒業制作発表
今期の安曇野パーマカルチャー塾生が「パーマカルチャーを伝える」をキーワードに学びをアウトプットするため、グループで取り組んできた卒業制作の発表です。
・たねチーム
たねの額縁づくり(シャンティクティのたねハウスに置かれる予定)、たねのデータベース的なホームページづくりが今も進行中です。
作りながら、たねへの理解と感心が高まりました。

・わら細工チーム
田んぼの循環から、わらを有効活用する術を学ぶため、各自が様々なわら細工に取り組みました。
ほうき、鍋敷き、天使の蓑づくり。
わらも一本まるまる捨てるところがないということがわかりました。

・自然素材でアウトドアチーム
パーマカルチャーを伝える手段として、アウトドア好きな友達に自然素材でアウトドアすることをアピールすればいいのでは、というアイディアから。
身に付けるもの、持ち物すべて自然素材(死んでもすべて土に還る)と現代装備でトレッキングをしてみての感想をまとめました。
まずはわらじ作りから。装備は竹のしょい籠、発信のツールとして(SNSや写真ではなく)写生と俳句で、トラディショナルなルート野麦峠を片道1時間ほどのトレッキングに出かけました。
わらじはとても心地よく、丈夫で今でも機能性抜群。
現代装備といっても、やはりウールが機能性抜群。

・お金チーム
愛のあるお金の使い方を「imagine」の歌にのせた「いいmoneyじ〜ん」をみんなで合唱しました。「いいmoneyじ〜ん」マンの登場。それぞれの得意を持ち寄った素敵な発表でした。愛あるお金の循環の実践として、今回のギャザリング出店のドネイションを「みかちゃん(スタッフ)をハワイに送るプロジェクト」としていただきました!ありがとうございます!!ここからどう展開していくのか楽しみです。 また報告しますね。

◎14:00 安曇野パーマカルチャー塾17期生卒業式
修了証とムラさん作・今年の活動をまとめたピクチャーブックをお一人お一人にお渡ししました。
17期、様々な荒波を共に乗り越えた笑たくましく、とっても素敵で個性的で行動的、これからが楽しみなメンバーです。
みなさん、おめでとうございます!

◎15:00 閉会式
「共通点がある・似ている4人」でグループとなり、ギャザリングの感想をシェアしあいました。
最後はみんなで集合写真をパチリ。

みなさんお一人お一人が温かいギフトを持ち寄って成立した、素敵なギャザリングとなりました。
ありがとうございました。

動画があります

https://www.facebook.com/100001859068579/posts/3307766242628645/?d=n

来年は年間の講座から、建築実習を中心とした短期集中の学びへとシフトしていきます。
ギャザリングは夏に開催予定です!

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