見せてもらおうか! ASUSのZenfone 2 Laserのカメラ性能とやらを! in 主に室蘭 (カメラ機能のレビューつき)
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見せてもらおうか! ASUSのZenfone 2 Laserのカメラ性能とやらを! in 主に室蘭 (カメラ機能のレビューつき)

新個出 間世(竹田 健二)

ちょっとした理由があって、つい最近出た『Zenfone 2 Laser』というSIMロックフリースマホを買ってしまった。なにやら格安スマホ(値段は約三万円)にしてはカメラがすごい! レーザーAFで高速だ!とかいわれててそこに惹かれたんだが、実際の写りに関して云々してる記事や実写サンプルとかが思ったよりもなかったので、実際にZenfone 2 Laserで撮った写真をここで貼り付けていこうと思う。総評はそのあとで。
ちなみに以下の写真は『オート』か『HDR』で撮ったもので無加工。撮影はだいたい室蘭(ほとんどはJR貨物の輪西工場一般公開にて)。

で、Zenfone 2 Laserのカメラはどうなのよ(箇条書き)

・端的に言うと『フツーに使いやすくてそれなりにきれいに撮れるカメラ』
・ウリのレーザーAFについては、『高速とは謳ってるがそんなに高速でなく、フツー』くらい。
・ただ暗所でのAFは、遠景でない限りは(時間が多少かかるものの)気持ち悪いくらいにフォーカスが合う
・総じて暗所に強い印象。『夜景』モードや『ローライト』モードでなく『オート』でも暗所が相当明るく撮れるし、屋内でもそれほど手ブレすることが少ない(手ブレ補正があるからなんだが)。
・前述のとおりオートでも暗所撮影ができるものの、多くの場合ノイズが盛大に乗る(『最適化』をオンにするとNRがかかってマシにはなるが)。
・では日光下ではどうかというと、ややダイナミッレンジが狭く、白トびや黒ツブれしやすい印象がある。
・ただし、明暗差のキツいところや暗所ではHDRやローライトを提案してきてすぐに切り替えられるようになってるのでわりと便利(ただし後述するHDRがらみで困った仕様orバグあり)
・あとiOS風にフォーカス位置に出るスライダで
露出補正をいじることもできるので、わりと画の明るさはコントロールしやすい。
・等倍で見ると細部がけっこう荒れてたりする。でも等倍で見なければどうということはない。日光下ではおおむね悪くない。
・今まで使ってたGALAXY Jと比較すると、画質的にはGALAXY Jに軍配が上がる。日光下では細部の荒れがあまりない(さすがデジカメも作ってるだけある。日本じゃサムスンのデジカメ売ってないけど)。ただし暗所では、Zenfone 2 Laserがノイズこそ多く乗るものの色の再現度に優れ、手ブレもしにくい。
※というかGALAXY Jは暗所に弱すぎると思う。『スマート手ぶれ補正』は撮影開始から終了までクッソ時間かかるし、夜景を撮ると赤っぽくなる。
・あと、GALAXY Jよりカメラアプリのレスポンスがいい。起動は速く、モードチェンジももたつかない。これも(アップデート後の)Jのカメラのレスポンスが悪すぎるんだけどもね…
・暗所でのフォーカス速度は、場合にもよるけど実はGALAXY J(スマート手ぶれ補正オン時)のほうが速いときがある。ただし正確さではZenfone 2 Laserか。かなり薄暗いところでもフォーカスして、若干気持ち悪いくらい。
・スリープからカメラを起動する方法が二つくらいあり、とっさの時にすぐ撮れるのもいい。
・ほかのスマホと同じくデジタルズーム完備だが、デジタルズームをかけるとドットが目立つというかなり残念なことに…

モードごとのレビュー(使ったことのあるモードのみ)

オート
・ベースとなるモードだが、夜景モードやローライトにしなくても実はかなり暗所でも『粘る』。ただし前述のとおりノイズはかなり。

マニュアル撮影
・驚いたことにフォーカスまでマニュアルにできる。ISOと露出補正は排他。
・ISOとシャッタースピードの設定の幅はそれほど広くない感じがする。せめてISOを1600くらいにできれば。
・とはいえシャッタースピードを1/2秒にして通り過ぎる車や汽車を撮るとかなり面白い。あと夜景を撮るときわざとピンをはずして玉ボケのみで撮るのも面白い
・あとフォーカスを無限遠固定にしたいときも、設定から変更するよりマニュアルフォーカスにして無限遠に固定するほうが楽
・いちばん困るのが、マニュアルで設定したパラメタが解除しない限りほかのモードに切り替えたときもそのまま継続されること。

HDR
・効果としてはiOSみたいな『最低限白トびや黒ツブれを緩和する』程度の軽いものではなく、『どの部分も露出が適正になっている』というタイプ。GALAXYシリーズのHDR(たぶんS4以降では『リッチトーン』)とだいたい同じ。
効き具合はこんな感じ。

・GALAXYシリーズのHDR/リッチトーンよりもハロー(境界部が明るく見える)がキツい感じ。でも悪くない。
・前述のとおりオート時にもこのモードを提案されることがあり、使う機会は多い。
・ただ、ひとつ(やや致命的な)落とし穴が。『タッチ自動露出』(タッチしたフォーカス位置に明るさを合わせる機能)がオンになってるか、もしくはフォーカスロックしてるとHDRが働かない。
・上記の状態でもいちおう三枚連写して合成はしてくれるが、露出を変えたブラケット撮影にはならず、露出が固定された三枚を撮って合成するだけの動作になるようだ。

・比較画像を作ってみた。いちばん上がタッチ自動露出なしでHDR、真ん中がタッチ自動露出ありでHDR、一番下がオート。真ん中、明らかにHDRになってない。
・ちなみに最近アップデートされたが、それでもこのバグらしきものは直ってなかった。
・あと不満なのが、HDR撮影で保存されるのが合成後のHDR画像だけで、元になった画像が保存されないところ。たいていのスマホは元画像とHDR画像両方を保存するようになってると思うので、これは解せない。

超解像度
・いわゆる『超解像』。このモードを使うと縦横二倍の解像度(だいたい5000万画素相当)で撮影できる。
・前述のとおりデジタルズームがヘボいので、このモードで撮ってズームしたいところだけクロップする、という使い方ができそう。
・ちなみに超解像度モードでズームして撮ると、ドットが目立つ状態で超解像化する、というトンチキなことに。
・困ったのは撮影後の処理がクッソ時間かかるしその間なにも出来ないところ。

ローライト
・解像度が縦横半分(約300万画素)になるかわりに暗所での感度が高くなる。
・300万画素相当なので使えるかどうか微妙かなーとと思ったらそうでもなかった。かなり明るく撮れる。
・が、オートでもそれなりに明るく撮れるので、微妙に使いどころに困る。
・しかもなぜかオートで暗所撮影するときより手ブレしやすい、ような気がする。
・ちなみにローライトモードで動画撮影も出来るようだが、どんな感じになるのかは試してないので不明。

夜景
・ぶっちゃけ『ローライト』があるのになんで別に夜景モードがあるのかよくわからない。
・夜景モードで撮ってもそんなにオートで暗所撮影するのと変わらなかったりする。このモードの存在意義やいかに。

単焦点
・一眼で撮ったみたく、背景をボケさせるモード。Googleカメラでいうところの『レンズぼかし』と同じような感じ。
・ただ、Googleカメラでは撮影開始後平行移動して遠近を判別するのに対して、Zenfone 2 Laserのこのモードの場合は通常通り撮った後ピントをずらした写真も撮って判別もしくは合成してるらしい。
・以下のように写る。背景のボケ具合を最大にしてるのでかなり不自然にはなっているが。

・Googleカメラの同機能のようにあとからフォーカスを変更したりできないし、ボケ具合も撮影後の一回しか調整できない。
・しかも背景をボカそうと思って撮ったら全然ボケてくれないといったことも多く、あまつさえ撮影後の処理にクッソ時間かかること(やっぱりその間なにも出来ない)。
・素直にGoogleカメラのレンズぼかしを使ったほうがいいような気がする。撮影時の平行移動がめんどくさくなければだけど。

エフェクト撮影
・プレビューでリアルタイムにフィルタをかけながら撮れるモードだが、使いたくなるエフェクトは特にない。モザイクとか白黒とかネガとかエッジ検出とか鉛筆風とかロモ風とかそんなの。しかもロモ風は残念ビネッティング(周辺光量落ちが画面比率にあわせて歪んでる)完全装備で萎える。
・あえていうなら、『ビンテージ』が多少使えそうな感じ。
・『ロマンチック』はエフェクトでなくハートマークいっぱいのフレームがつくだけ。エフェクトなんすかそれ…
・リアルタイムエフェクトより、ビューアから呼び出せる編集機能でフィルタかけたほうがいいんじゃないかな…

パノラマ
・撮影方法は一枚ずつ撮って合成する方式でなく、iOSみたく移動させながらスキャンする方式。
・Zenfone 2 Laserにはジャイロがないため、Googleカメラの合成広角が使えなくて不便。それゆえ、画角を稼ぐのにパノラマを使う機会が多い。
・ただ、パノラマだとタッチでフォーカスできなくなるという謎…

ミニチュア
・いわゆるティルトシフト風のエフェクト。リアルタイムでエフェクトがプレビューでき、フォーカスエリアやボケ具合、コントラストの調節ができる。
・ぶっちゃけボケ具合が微妙(ただのガウスぼかしをかけるだけだし、ボケ具合もフォーカスエリアから離れるほど強くなる、という感じがあまりしない)だし、解像度は1280*720固定なんだけど、このモードの強みは『ティルトシフトエフェクトのかかった動画が撮れる』というところ。
・しかも撮れる動画はコマ落ち気味のタイムラプス、というところがいい。
・基本色調が濃く出るので、ポップに撮りたいときにも重宝する。こんなふうに。

・意外なのが、このモードと高所からの夜景との相性がすごくいい、というところ。

・あまり期待してなかったけど、ナニゲに遊べるモードじゃないでしょうか。

低速度撮影
・いわゆるタイムラプス。
・個人的にあまり使う機会のない機能だが、使ってみるとなかなか面白い。
・でも、最低が1秒1コマというのはちと使いにくいかも。Instagramにうpできる最大の15秒のタイムラプスを作るのに1秒1コマだとかなり時間がかかる。

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貴重な時間を使って読んでいただいて光栄です。ありがとうございます!
新個出 間世(竹田 健二)
一日一作くらい(予定)詩を書くおっさん