ある駅にて

溶けた雪が水となって、駅の屋根からポタポタと落ちている。

まるで昨日の僕の後悔のようだ。

水のしずくたちは寄り集まって、やがて水たまりとなるけれども、

そのうちに太陽が穏やかに気化させていくのだろう。

雪明けの、ある駅にて。

The melted snow turns into water, dripping from the station’s roof drop by drop.

It’s just like the regrets of yesterday’s me.

The droplets of water gather together, eventually forming puddles, but

in due time, the sun will gently evaporate them, I suppose.