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雀荘で働くという事

今日は夜勤明け。疲れて職場の駐車場に車を停めて寝てたら電話が職場の後輩から掛かる。そしてパチンコ屋ニラク平塚店へ。

明日はノーレート麻雀ティアともの月例麻雀大会に出る為に帰る。通常なら閉店まで廻すのだが疲れて眠い為にヤメた。

家で爆睡してから風呂、飯を食べてnoteをみるとこんな記事が有った。


18年前の経験を書いた


この記事に私はコメントを残した。何でこんなに熱くコメントをしたか分からないが、雀荘の店員になるという事は生活を犠牲にするという事を理解していただきたい。

雀荘経営してる人は資金に余裕が有るか、専業で儲けて趣味で雀荘を持つという人が多いのではないだろうか。雀荘だけで利益を上げるのは立地が良く人が沢山来る様な場所でないと苦しいと思う。今回はそこにフォーカスする気は無いので、前置きが長くなったが雀荘で働くという事について話したいと思う。

雀荘で働く前に気を付けたい事

70符の点数計算が出来ていれば問題無く受かるでしょう。店からは点数計算が出来るか、役は全部分かるか、給料は全部残らない事を告げられる事が大半。慢性的に人手不足なので変な人で無ければ大体受かります。


面接に受かりました

暫く待つと貴方は面接に受かりました。本人は喜んでいるが、働く先には試練が待っている。雀荘という所は打つの楽しいが給料は安い所が多い。
私が最初に働いたバイトは時給800円の拘束12時間9600円。勿論、全て麻雀代は自腹だ。1日に20半荘打つ日も有った。点5のレートだったけど2、3万負けて「今日の給料はマイナス2万」とか普通に有ったよ。
こうなると麻雀を打つのが楽しくなくなる。次のお客さんが来るまでどんなに負けてても打たないといけない。お客さんが1人だとそうなるのだが、お客さんが増えれば交代で打てるので休める。但し自分が負けてると取り返せないのでキツイね。
雀荘の店長は最初から普通に新人を卓へ入れます。立ち番をしてもお客さんの名前は全く分からないだろうし、ゲーム代の集め方、飲み物の出し方、料理、記帳、コミュニケーションの取り方、タバコの開け方、洗牌、卓のトラブル、裁定の方法、ルールなど様々な事を憶えていないと立ち番なんて任せられないからだ。俺は立ち番を憶える時は必死にメモを取って覚えた。

点棒の受け渡し

お客さんと同卓する上で絶対に憶えないといけないのが点数計算と点棒の受け渡しだ。点数計算は最悪、憶えなくてもなんとかなるけど、点棒の受け渡しが下手だとお客さんに嫌われるというか「こいつ、店員なのに点棒の受け渡しもロクに出来ねえのかよ」と言われかねないので注意しよう。
例えば親が4000オールと言って東発から1000点棒を4本渡すという行為は絶対にしないようにする。次に立直を掛ける時に両替を頼まないといけない。お客さんに両替を頼まない支払い方法を。2600オールだったら、他の人の支払い方を見て3100点払う、ザンクと言われたら5000点を払う、8000と言われたら10000点棒で払うなど…スマートに解決する支払い方法を考えよう。こちらの記事を見た方が早いか。


店を辞める方法

辞める方法は色々有るが、1番良いのは上司に退職の意図を伝える事。理由を話せば嫌がりながらも了承してくれるはずだ。
アウト(借金)をして飛ぶ行為は出禁になるし、その店には行けなくなるので駄目だね。ギャンブルだから警察には突き出さないだろうが、住所が分かれば取り立てに来るだろうから。

最後に

今まで私は23歳中盤から28歳まで平塚、新宿、平塚(同じ店)八王子、平塚と4店舗で働いてきました。
最初の平塚ではバイトから1回辞めて、新宿の東風点5で修行して平塚で店長にまた迎えられて店に不満を持ったので1年で辞める。
八王子で心機一転を図るも夜勤ばかりで生活リズムを失い5ヶ月で辞める。
最後の平塚は社長が色々とウザくて半年で辞めた。
新宿以外は点5の東南戦だったけど、ピンの方が収入は良いかもしれない。ゲームバックが有って、アウトオーバーをさせない職場での話だが。

現在は昔と違いMリーグやネット麻雀も活性化されているので、麻雀を憶える層が子供からになってきている。中には子供をMリーガーにしたいという親子まで居るのを「熱闘!Mリーグ」で観た。本気なら凄い事だが、そこまで到達するには相当な覚悟を持って欲しい。相当な資金も必要だ。上手くなるには運の要素が強いので、センスや技術だけでは通用しない事も多々有る。しかし、上手い人や強い人が沢山居るから麻雀は楽しい。頭を使うから頭の体操にもなる。

是非とも未来のMリーガーを見たいものだ。

おわり

★あくまでも自分の意見を書いただけなので、お気を悪くされた方が居ましたら申し訳有りません。場合によっては記事を削除します。