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在宅勤務を阻む3つの壁

  大企業若手中堅有志による団体「ONE JAPAN」が加盟企業54社1,406人を対象に行なったアンケート調査結果から。新型コロナウイルスの感染拡大によって約4割が在宅勤務をはじめて利用したこと。また在宅勤務を阻む3つの壁( 「インフラ」「ハンコ」「意識」)があることを指摘しています。

  在宅勤務で成果を出せる管理職と出せない管理職の違いは何か、3週間を経過して何となく見えてきたことは、『プロセス重視度』。

  それは「仕事のプロセスを評価するかどうか」ではなく、「家でも会社にいるのと同じような姿で仕事をしていることを求めるかどうか」といった方がいいでしょう。

  目が届かないと、今テレビを見ているのではないか、ランチの後に一眠りしているのではないか、というようなことがいちいち気になってしまうと定時報告などの無用な管理がお互いの生産性を低下させます。

  では、なぜそのようなことが気になるのでしょうか。

  実は、日頃から無意識のうちに勤務態度を重視した評価を行なっているのではないでしょうか。

  では勤務態度に一切目をつぶって(なかなか難しいのかも知れませんが)適切な評価を行なおうとしたら、それは成果目標を明確にするしかありません。

  そして、上司のお手伝いとしての作業ではなく、一人で完結できる単位の仕事でなければなりません。

  そうなると、問題は仕事の与え方、目的の共有というような「マネジメント」の問題であることに気付くはずです。

  部下がテレビを見てるのではないか、、もしそう疑ってしまう時には、自分のマネジメントが適切かを自問してみるとよいでしょう。

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