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ヤマセミの歌 その15 「ペリットで出すから丸呑みしちゃう」

ヤマセミは魚などを丸呑み。骨も鱗もぜ〜ぶ一緒に。
消化出来なかった骨などを定期的にパックにして吐き出したものをペリットという。凄い。こんなことが自分でも出来たらめちゃ便利だ。魚の骨など気にせず丸呑み。あとで吐き戻す。でもその辺の道端にだれかのペリットが転がっていたらと想像すると鳥肌。やっぱりペリット機能はいらないかな。

ペリットを吐き出そうとしているチャチャの奥さん

(エクタクロムA S A200 ニコンF2ホトミック)

ペリットを吐き出す間隔は、15センチ程の魚を10〜15匹食べた後に見られる。2日に1回の割合ぐらい。

ペリットの回収と分析

ペリットは見つけ次第即回収。水おけの中で骨のかたち毎に分ける。魚ごとに特徴があるので、季節のヤマセミの食材がわかる。

ヤマセミのペリット

ペリットはヤマセミだけではなく、タカやワシ、フクロウ、サギ類、カラスなど多くの野鳥で見られる。カラスのペリットはまるで小型犬の「フン」そっくり。カラスは趣味が悪くペリットをわざわざ目立つところに結構残しておく。歩道橋の手すりの上、自転車のサドルの上にあるのを見たことがある。持ち主はびっくり。サドルの上に「犬のフン」。


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