ルシアは最終バージョンのアプデで何がどうなったか？　3 ストV

１３、【通常】ハリケーンスピナー 着地硬直を15F⇒13Fに変更しました 

後ろ受身には相変わらず投げは届かないので今のところ、これによるそこまで大きな利点は見つけられていない。

14、【VTⅠ】ハリケーンスピナー 初段の攻撃判定を前方に拡大しました 

トリガー中の空中コンボが繋がりやすくなった。連携の弾抜けも一部使いやすくなったかもしれないが、ギルの炎弾などには相変わらずスカってしまう。

15、【通常/VTⅠ】タッピングキック （VSⅠ） ①ガード時も最終段に派生するように変更しました ②ガード時の硬直差を-8F⇒-4Fに変更しました ③3段目のガードストップを増加しました ④3段目のガード硬直を増加しました ⑤初段ガード時に2段目の攻撃判定が拡大されるように変更しました ⑥最終段ヒット・ガード時にVトリガー・CAキャンセル可能に変更しました 

物凄い強化。「そこや、逃がさへん！」の掛け声とは裏腹に、途中ですっぽ抜けて逃げしまくっていた現象の緩和。ただし、ザンギエフの立大pの様なリーチの長い技の先端、胴体部分以外に当たった時はすっぽ抜ける。が、その時のリスクも減ったしケアの仕方も増えた。

ルシアの今回の調整は項目も多く、表現がやや難しくなっているが具体的にどの様に変わったのかを簡単に説明しよう。

・確定反撃が4fになった。

・差し返しなどにタッピングキックを用いた際にもしっかり相手をロックしてくれる様になった。

・最終段まで連続ガードになった。

・最終段の裏拳部分をガード時でもトリガー、CAキャンセルが可能になった。

・↑この発動がガード＋14fヒット＋17f

キャンセル時の火力アップも凄いが、リーチも長く使い所の多いタッピングキックがガード、ヒットに関係なく強いトリガー発動になっているのは色々な意味での強化ポイントだ。端的にこれは、VS1VT2のルシアを画面端に追い詰めてもトリガーが満タンの場合は小P1発の被弾で相手は逆の画面端で起き攻めまで貰うことを意味する。
タッピングキックのキャンセルは必ず最終段の裏拳部分で行う事。トリガー発動やCAキャンセルの際、今までの癖で3段目キャンセルをしてしまうとそれだけで勝率が下がる程のリターンの差があるので、3段目キャンセルは出来ない使用にして欲しい。でもまた調整入ったら何か持っていかれかねないからそのままでもいいや。

16、【VTⅡ】タクティカルウェポン 攻撃判定を前方に拡大しました

トンファーが先端の立ち中k（本当のつま先ド先端以外）やタゲコンヒットからも追撃可能になった。

例）しゃがみ中Pカウンター→立ち中P→立ち中Kトンファー→大竜巻→exサイクロンスピナー（EX走りVS1）

↑以前はトンファーの２段目がスカって繋がらなかった。

総評

・火力が画面端と中央で変わらなくなった。むしろトリガー2関連は画面中央と同じコンボの方が減るケースも結構ある。

・以前は微妙な距離を見極めたコンボ判断が求められたような状況がかなり改善され、安定して高火力が出るようになった。

・運び力も異常に伸びており、トリガーをヒット発動した場合は端からほぼ端まで運べる。ゲージを１本使えば完全な端で起き攻めがつく。

・ただでさえややこしいコンボルートがさらに増えたが、補正の関係で結局既存の最大は更新されていない状況も結構ある（別でまた調べてまとめます）。

・VS2の方がゲージ効率よく火力を出せる状況も増えた。

特にVT2の場合だが、Vスキルの選択でトリガーの発動ポイントやコンボの繋げ方が変わるので練習が必要。ややこしいけどメチャクチャ面白いキャラなのでこれから使う人の参考になれば幸いです。
ルシアが弱キャラと言われていた所以として、主にリーチの短さによる立ち回りの弱さが上げられていた。スキルとトリガー周りの強化に加え、ファイアースピナーの強化と立ち強Kの調整が立ち回りに大きな変化を起こすかどうかが注目だと思う。

最終アプデによる調整項目のまとめは以上です。また随時加筆修正を加えていくのでお気づきの点があれば遠慮なくご指摘ください。