画像1

サマーブランケット

ケニモハレニモ
00:00 | 00:00
words:kanako
music & arrangement:イワサタダアキ

vocal:kanako
instruments , treatments:イワサタダアキ

【歌詞】

舞い上がった白い砂が 濡れた髪に絡まって
水平線に浮かぶ島 泳いでだって行けると思ってた

波打ち際の珊瑚のかけらは
海に帰れないまま眠ってる
浅瀬で揺れる彼らみたいになれたなら
だけどそれは 瞼のうら 泡になる

お決まりの台詞で笑う 二人だけのルールだった
水平線に浮かぶ島 夢でだってきっと渡れない

言葉が降り落ちては積もらずに
すぐに溶けて消える雪みたいで
夜の海に揺れてる三日月は
涙を隠して笑うその瞳によく似てる

見様見真似であいしてた
つたない指先でなぞる
物語をめくるような仕草で

波打ち際の珊瑚のかけらは
海に帰れないまま眠ってる
一夜限りの航海でいいの
彷徨っていたい ただよっていたいの

波打ち際の珊瑚のかけらも
いつかはきっと海へ帰るだろう
浅瀬で揺れる蜃気楼そっとさらって
だけど今は わたしはまだ、わたしのまま


【コメント】

初めて自分より歳上の女性を主人公に歌詞を書きました。なので年々込める感情が切実になっている気がします。過去の自分が書いた言葉に引っ張られているようで、なんだかおもしろい体験です。
by kanako

デモを作ったのが5年前ぐらいなんですが、この度無事音源化出来ました。
アコギがフィーチャリングされてたり、ゴスペルクワイア入れてみたりケニモハレニモとしては、珍しい曲調に仕上がったのではないかなー、と
by イワサ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?