見出し画像

こだわりを捨て相手が求めてきた少し上を差し出す。

3児の父。プロテニス選手のツアーコーチをしています。

久しぶりに尚輝と再会しました。指導している選手との再会は本当に嬉しい。
私は3週間中国の試合帯同、尚輝はトルコの試合に出場していました。日本に滞在しているライバルでもあるし友人でもあるJake選手との練習も楽しみでした。Jakeとは中国で一緒になり、いつもお互いに声を掛け合っていました。大丈夫?尚輝はどうしてる?など。
結果はまだまだですが新しい1歩を踏み出していることには違いはない。

私はコーチという立場で選手と関わっていて明らかに変化したことがあります。
それは指導でのこだわりを捨てたことです。自分の意見を押し付けない。まずは相手の意見を真剣に聞き入れてからスタートする。

それでは自分のコーチングスタイルがバラバラになるとか芯がないとか思われるかもしれません。そして実際にそうなのかもしれません。

しかしそれも含めて今の自分。自分も成長段階です。全てを捨ててきたから変なこだわりとかプライドとかもなくゼロからスタートができているのだと思います。

コーチは選手のレベルをあげる為の手助けをするのが仕事です。私がハンドルをすすぎても選手の成長には繋がりません。さじ加減が難しいですが。。。

究極は選手が求めてきたことに何かを差し出せれば良いのだと思います。
水が上から下に向かって流れているようなコーチングを追求しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?