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中国渡航ビザ申請からフライトまで。家族編

こんにちは。中国昆明の先策学校でテニスを指導しています。

私は昨年の5月単身で中国に入国しました。就労ビザZでの入国です。
私の家族(S1)ビザが発給され中国に入国しましたのでご紹介します。
ビザの申請や発給でお悩みの方にお役にたてればと思います。
(私の家族4名(妻1人。子供3人)タイ王国での申請でした。ご参考まで。)

1.招聘状
現在上海の一部の地域では発給されていると聞きますが、大抵の省では発給されていません。受付もしていない省もあります。(昆明も発給していません)
招聘状がないと家族ビザのみではなく全てのビザ申請ができないのが現状です。
招聘状の申請と発給は中国側のスタッフに念を押してお願いするしかありません。

2.中国製ワクチン証明書
中国政府は中国製ワクチンを接種して証明ができる場合、招聘状は必要ないとしています。私たち家族はこれでビザを申請して発給されました。
私と妻は問題なかったのですが、2021年3月の時点では子供への接種はタイでは認められていませんでした。タイで子供接種承認後、直ぐに証明書を手に入れました。(タイでは現在中国製ワクチンは使用していないと思います。)

3.フライトの確保
バンコクからの中国への航空券の確認。ビザを申請しても空席がないと中国に行けません。タイで発給されたビザは30日以内に中国に入国しないとビザは無効になります。フライトの数も限られています。そしてとにかく高いので時期を選んだ方がいいと思います。3倍ぐらいの値段です。3倍ならいい方かも。

4.必要書類。
中国にいる配偶者の詳細。簡単な推薦状。(手書き)ワークパミット。レジデンスパミット。
結婚証明書。子供出生証明書。タイ国内中国大使館で認証が必要です。これも時間がかかります。
中国製ワクチン証明書。健康診断書。(大人のみ指定病院)
約半年間のタイ国内行動履歴書。

5.ビザ申請書の記入。
オンラインで行います。予約をしてビザセンターに向かいます。
この記入がまた結構時間がかかります。家族4名分用意しました。

6.ビザ申請から発行まで。
ビザセンターに出向きビザを申請します。
2週間以内と言われました。実際には7~10日だったと思います。
ビザセンター側もフライトの日時を把握しているのでそれに合わせてしてくれています。ビザが発給されるか不安だとは思いますが大丈夫だと思います。不備があれば連絡がきますし発給されない場合はビザセンターも最初から書類を受理しません。私の場合は労働許可書が満期に近かったので更新した労働許可書を再度送ってくださいと連絡がありました。この連絡で確実に発給されるなと思いました。
発給するつもりなかったら追加の催促もしませんから。。。
その後、ビザセンターから連絡があり無事ビザを受け取ります。

7.PCR検査
ビザが許可されてからはPCRテストが必要になります。
タイから中国への入国は3回のPCRが必要となります。しかも全て別の病院での検査が必要になります。7日前、72時間前、48時間前です。国によって違うので日本の場合は必ずご確認ください。抗体検査はなくなりました。
私の時は48時間にPCRテストと抗体検査1回のみでした。

8.PCRの結果をアップロードしてグリーンコードを取る。
タイではPCR検査予約からグリーンコードを取るまで、全て行ってくれる業者がありましたのでそれを利用しました。PCRの結果を全て送ったら3時間後ぐらいにはグリーンコードに変わっていました。これは本当に助かるサービスです。
どうしたらいいか分からないほど不安なことはありません。それを取り除いてくれる素晴らしいサービスです。

9.出発空港での健康コード
空港に着いてから今度はwechatで健康コードに記入が必要です。これは案内する方に聞けば教えてくれますし、 wechatさえダウンロードしておけば簡単にできます。これは中国入国の際に必要になるのでスクリーンショットを撮ってください。
(全てスクリーンショットをお勧めします。)

10.まとめ
中国への入国の手間は半端ではありません。情報を集めるだけでも大変です。
しかし前にある問題を丁寧に解決していけばチャンスはあると思います。

家族と離れて暮らしているご家族の手助けになればと思います。
何でもお気軽にご連絡ください。

早く皆さんが家族と幸せに過ごせる日が来ますように。




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