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「探しものは、夏ですか。」

スマホ向け短編ノベルゲーム。評価が高く、家庭用ゲーム機にも移植されてた。
タイトルと絵柄の良さ、あらすじに心惹かれて、スマホでスキマ時間にプレイしてみた。(スマホ版は無料)

主人公、空木恭平は数年ぶりに天川町へと帰省する。幼い頃に通った駄菓子屋で不思議な少女、織原真琴と出会い、強引に彼女の「ビー玉探し」に付き合わされることになる。時を同じくして、天川町では少女の失踪事件が発生しており「神隠し」の噂も広まっている。噂を耳にした恭平は幼い頃、自分の目の前から少女が一人“消えてしまった“ことを思い出す。彼女の探しものは何なのか、町で起きている失踪事件の真相、記憶の少女の行方……全ての謎が交錯する。
ちょっぴりほろ苦い、ひと夏のボーイミーツガールな物語。

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ゲームといっても選択肢が出てくるのは数回で、ほぼ一本道を読み進める感じ。ストーリー重視。後半、謎が解けて伏線が回収されていく。
ボーイミーツガールだけじゃなくて主人公の成長物語になってて、幼少期に少女にした間違いや、苦手意識がある祖父との関係に向き合って乗り越えるのが良かった。

夏感も素晴らしかった。田舎の夏景色。夏らしい音。
絶対に忘れない、ひと夏の思い出ってやっぱり素敵だなぁと。
主題歌「shyder」はエンディングで聴くと沁みる。

帰省して出会った真琴は髪が長いけど、ショートカットが物語の1つのポイントになってて、ショート好きとしてそのエピソードはすごくグッときた。

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