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「神無迷路」

シナリオ、フローチャート、青いシルエットなど、名作「かまいたちの夜」をリスペクトして作られ、安くて面白いと評判だったインディーゲーム。
Switchに移植されたのでプレイした。400円(定価500円)。

入学試験に失敗し、3年間も浪人生活を続ける主人公、波立良志。貧困に喘ぐ彼は、謎の地下研究所のアルバイトに応募する。しかし実験の日、9年前に死んだはずの幼なじみ、小酒井澪と不思議に再会した。懐かしい夏の記憶が蘇り、良志は混乱に陥る。
幼なじみの謎の復活、時間の逆行、閉鎖された空間での連続殺人...
良志は運命の迷路を抜け出し、逆境を覆す鍵を握る答えを探し出せるのか。

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まず、サウンドノベルゲーム自体がしばらくぶりで楽しかった。
選択肢で分岐して、バッドエンドになって、フローチャートで分岐点に戻って、物語を読み解いていく。
フローチャートも分かりやすくてサクサク進んだ。

謎の地下研究施設を舞台にしたSFミステリー。
実際にある科学や過去の事件を織り込んで展開するストーリーは「STEINS;GATE(シュタインズゲート)」に雰囲気が似ていて面白く、中盤から閉鎖空間での連続殺人で「かまいたちの夜」に近くなり面白い。
そして全体の謎、結末も良くて満足感が高かった。

プレイ後に調べると、物語の舞台の合戸駅は群馬県の土合駅がモデルになっているそう。
特徴的な駅の外観や、地下へ続く長い階段がそっくりに再現されていた。

あと、これも書いておこう。
登場人物で霜月がすごく良かった。声もキャラも。

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