火力・原子力への補助金=長期脱炭素電源オークション

https://youtu.be/DTL5L3WmxVM?si=c6_vnp3rqqttez-x


パブリックコメント 7月31日まで


1.ようするに何?
- 「長期脱炭素電源」に対する「補助金」(のようなもの)。その原資は、電気料金。
※ 「長期脱炭素電源」の中身が重要(実は火力が入っている)
- 補助金額をオークションで決めるので「長期脱炭素電源オークション」という。

2.明らかになった問題
1) 脱炭素でない電源への資金投入
 LNG専焼火力、石炭火力(アンモニア混焼/水素混焼への改修)が約定


2) 原子力
 島根原発3号が約定= すでに建ててしまった原発の棚ぼた利益
3) 火力・原子力への投資のために国民負担が拡大
 発電設備に対する膨大な投資(再エネ除く)
4) 電力市場価格が下がると、対象電源が得をするようになる。(還付額が少なくなってくる)
5) 価格がわからない
 補助金なのにいくらもらっているかわからない。

3.今回の変更案(さらに改悪)
1) 火力を増やす (500万kWの「脱炭素電源」)(3年間合計で)


2) 蓄電池を排除(3万kWにひきあげ。3時間以上継続も追加の要件に)

3) 原子力
 → 改修(追加安全投資)も対象に。福島原発事故後の電力会社の改修投資を対象にする。

※ 容量市場の規模を縮小して、長期脱炭素電源オークションを大きくしていく。ドンドン膨れ上がる。

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