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熊谷知事のお知らせ『アーティスト・フォローアップモデル事業』


アーティスト・フォローアップモデル事業で選ばれた8名のアーティストを紹介します。

千葉県では時代の流れの中で生まれた新しい文化芸術活動を積極的に振興するため、既存の枠にとらわれない才能豊かな若手アーティストの支援を行っています。

この事業は昨年度から開始しており、昨年度は絵画・彫刻、デザイン、軽音楽、コンテンポラリーダンスの4分野を対象にアーティストのキャリア形成に係る助言等を行う「伴走型」と、千葉の  豊かな自然環境をテーマに活動する方への支援を行う「テーマ設定型」の2つのプログラムで募集しました。

選定までの経過ですが、昨年11月から今年1月末まで募集を行い、応募があった計63件の中から各分野の専門家で構成される選考委員会において独創性、影響力、将来性などをポイントに選考を行い、8件が選定されました。 

支援アーティストは絵画・彫刻分野は折り紙をモチーフにした木彫りの作品を制作する「白谷琢磨さん」、竹から着想を得たアート作品を制作する「前野真榛さん」です。

次に、デザイン分野は文化財の3Dデータ化により文化財の価値を広く伝える活動を行う「髙木友貴さん」、里山で駆除された野生動物の皮や骨を題材にしたジビエアートを制作する「伝右衛門製作所さん」です。

続いて、軽音楽分野はシンセサイザーや声、環境音のサンプリング等を用いた楽曲制作を行う「松田ひかりさん」、打楽器等を用いた音楽と千葉の豊かな自然の映像による音楽舞台を創作する「安藤 巴さん」です。

そして、コンテンポラリーダンス分野は他人事でも自分ごとでもない「相手事」という概念を軸にしたダンスを行う「岩田奈津季さん」、自然との接続を持つ「存在」としての舞踏表現のあり方を 探求する「遊舞舎慶子さん」、以上の8件に決まりました。

各アーティストの詳しいプロフィールは特設ホームページでご覧になれます。

https://www.cbs.or.jp/artist-f/

アーティストの方々に対しては来年2月まで専門家からの助言などをいただきながら、その活動を支援していきます。各アーティストの活動状況についても特設ホームページでご紹介していく予定です。

また、支援期間の後半には活動成果の発表も予定していますので、県民の皆さんもぜひご注目ください。

私も今回支援対象となったアーティストの方々の作品を拝見しましたが、みなさん斬新で独創的な表現で、今後の活躍がとても楽しみであり、これから大きく羽ばたいていかれることを期待しています。

文化芸術はゆとりと潤いを実感できる心豊かな生活を実現していくうえで欠かせないものです。県では今後も時代の流れの中で生まれた新しい文化芸術を積極的に振興し、次代を担う子どもや若者が文化芸術に触れる機会や表現できる場の拡大に取り組んでいきます。

※転載に当たっては熊谷知事の許可を得ています。

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