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虚飾について考えた1週間。初めてギャラ飲みをして、超セコいYouTubeに出て。


街録チャンネルに出演した。

チャンネル登録者80万人を擁するインタビューチャンネル。様々な人に街で自分の人生について語ってもらうというもの。仕掛けるのは元テレビマンの三谷さん。

つい最近、セクハラを告発する元自衛隊女性がめちゃくちゃにバズっていたチャンネルだ。


※僕が出た動画はまだ公開されていない。いつ公開されるかは分からないし、多分そんなにハネない気がするので別に公開されなくてもいいなと思っている。僕が喋ったエピソードはこの女性のエピソードの1万分の1くらいのインパクトしかない。気長にお待ち下さい。


動画のできはさておき、この取材がたいへん面白い体験だった。インタビューの内容自体はごく普通だったのだが、カメラを止めてから盛り上がった。主にしょうもないYouTuberの悪口で盛り上がった。三谷さんと僕は気が合いそうな雰囲気がプンプンする。取材が終わったらすぐ帰ろうと思ってたのに、しばらく話し込んでしまった。

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彼は「作家性のないYouTuberほどクリエイターぶりたがる」と言っていて、「めちゃくちゃ分かるぅ~!」ってなった。「激辛ペヤングを食う」みたいな創造性のない企画ばかりやってるのに「今一番イケてるクリエイターです」という顔をしているヤツが何人もいる。彼はそれが本当に気に食わないらしい。


「東海オンエアはめちゃくちゃすごい」。彼は言う。テレビマンは未だにYouTuber全般を下に見ているものだけれど、フラットな目線を持っている人はその限りではない。彼は東海オンエアを心から称賛していた。

「東海オンエアはダサいブランディングで、クリエイターみたいな顔を一切しないけれど、実際に一番クリエイティブなのは彼らだ」

僕も同意見だ。インターネットは虚飾が独り歩きしやすい異様な空間だから、ブランディングだけが先行し、実態と限りなく乖離していく傾向にある。マトモな制作物が何もない人間が一流クリエイターとして持て囃されることすら頻繁にある。

そんなインターネットにあって、東海オンエアはたしかに圧巻の存在である。あまりにも庶民的であまりにも泥臭くてあまりにもカッコ悪い。しかし、本当のクリエイティブをやっている。

「ジャコウネコのうんこから取れたコーヒーが美味いなら、オレのうんこでもいいのでは?」という趣旨の動画、企画だけでめちゃくちゃ笑えるのがすごい。あまりにも下品でカッコ悪いが、本物のクリエイティブだ。

三谷さんと東海オンエアの共通点は明確だ。虚飾を取り払って本質のみにフォーカスしていること

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