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最近見つけた怪しい投資案件ベスト3を危険度順に紹介。ハイテク産業からバブル期の再来まで。

怪しい投資案件が好きである。

奇妙な儲け話は、真偽にかかわらず、独特の魅力がある。そこにはたいてい巧妙なトリックがあるからだ。本当だった場合には、利益を生むための巧妙なトリックが。ウソだった場合には、金を騙し取るための巧妙なトリックが。

2024年から新NISAが始まり、一般人の投資の最適解はほぼ固まった。「新NISAで限界までオールカントリーなりS&P500なりの投資信託を買う」である。特別な節税を狙いたい高所得者はともかく、一般人はどう考えてもこれで決まりだ。(iDeCoの話は面倒なので脇に置いておく)

だが、これは堅実すぎてつまらない。「誰がどう考えても正解」ほど面白くないものはない。怪しい投資案件の方がずっとおもしろい。怪しい話に踏み込んで調べるときのワクワクは、事件の真実を追いかける刑事ドラマのような楽しさがある。

そんな楽しい「怪しい投資案件」の中から、最近見つけたものを3つ紹介したい。

なお、紹介順は「危険度順」である。危険度ランキングを下から順に見ていく。ただし、このnoteは「綿密な取材の上で事実をお届けする」というジャーナリズムの精神などは一切なく、「僕が受けた印象をおもしろおかしく書く」というエンターテインメントの精神のみで書かれていることに留意されたい。

あくまでエンタメとして、怪しい投資案件を眺めてみる。これは投資の斡旋ではないし、ましてや社会派の記事などではない。妙な会社の妙な商材を見てアレコレと推測を話す楽しさを享受したいだけだ。井戸端会議だと思ってご覧いただければ幸いだ。


例のごとく思いっきり実名を上げながら丁寧に見ていくので、訴訟リスクが特盛の記事である。抽象的な感想は歓迎だが、社名が分かる感想などの書き込みは固くお断りする。本記事の有料部分の内容を流出させた人には僕の訴訟リスクをおすそ分けすることになるので、くれぐれも注意していただきたい。(たまにnoteのコメント欄は購読者しか読めないと思っている人がいるけれど、あれも無料で読めてしまうので、コメントでもダメです)

なお、単品購入(300円)もできるが、定期購読(500円/月)がオススメだ。いつ入っても当月に書かれた記事は全部読める。1月は5本更新なので、バラバラに買うより3倍オトク。


それでは早速見ていこう。最初の怪しい投資案件(危険度C)は、こちら……。

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