プロスポーツチームから去る時はどんな時なのか

2月と言えば確定申告の時期で、普段より少しだけお金のことを気にしたり、しなかったり。この時期はBリーグで言えばシーズンも折り返しが過ぎ、終盤に差し掛かる時期でもあります。

終盤が終わったら、シーズン終了です。そのあとは会社との面談があります。一生懸命に働いてもカットされることがあります。他の仕事ではなかなかないのではないでしょうか。不思議な仕事です。でも、おもしろいです。

シーズンが終わって、 

会社から提示されるカードは2つに1つ。

契約締結 か 契約満了(契約解除も)。

つまり、

「来季もよろしく」の契約締結

「今までありがとう」の契約満了のどちらかです。

タイトルにも書いている通り、S&Cコーチがチームを去るのはどういうときなのかまとめてみたいと思います。(似た表現、重なることもありますが)

果たしてどういうケースでチームを去ることになるのか

・そもそも来季の構想にはいっていない

・来季のヘッドコーチが新しい人を連れてくる

・会社が新しい人を連れてくる

・まだ決まっていないし、探しているがとりあえずカット

・予算がなくカット。

・評価されずカット

・自ら退団

こんな所だと思います。

この中の項目すべてを同じようにとらえるのではなく、自分でコントロールできることとできないことを分けて考える必要があります。「あなたに落ち度がなく評価もしているが次のHCがこの人を連れてくるから、あなたはカットです」となった場合、どうすることもできません。ただ、自分の実力不足でチームに迷惑をかけてしまってカットになった、となれば話は別です。

自分の力で解決できることとできないことの整理をすることで次につなげます。(別にチームにつくためではなく大きな意味での今後)

ただ、契約満了になったとしても悲観的になる必要性は全くなく、むしろ可能性をひしひし感じることができるんじゃないかな〜と思っています。以前のチームをカットされた面接の直後、すぐにチャリでスタバに向かって、スタバのWi-Fiを繋げて、ブログ?facebook?(の何かは忘れましたが)「めちゃくちゃ生きてる感じがする(みないな。確かこんな言い方だった)」って素直に投稿しました。自分がこれから何をするのか、何ができるのか、どこに向かっていくのか、楽しみでしかない。そういう気持ちが正直ありました。

私のまわりのATやSCは「カットされたらされたで別にいいよ。それより自分が納得した仕事がしたい」という方が多いです。逆を言えば、どこにいってもやれる実力と稼ぐ力をお持ちなのだと思います。

意外と今のチームをやめてしまった後が不安だからなんとかチームを渡り歩いていく、という人が少なくないのかな、と思います。でも、それはネガティブな動機づけになっているようで、自分が苦しさを感じそうです。そうならないためには、そもそも自分は何がしたいのか?を突き詰めて考える必要があります。

今、膨大な量の自己分析を行っている途中ですが、やればやるほど目に見える成果がでてきています。やっぱり答えは自分の中にあるということでしょうか。なぜ、分析することが成果につながるのか、分析したことで何が良かったのか、などどこかの機会でまとめたいと思います。

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