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ケニックカレーさんの事例から学ぶ 〜販売するメニューを決めるときのポイント〜

 こんにちは!Chompy飲食店パートナーチームの市中です。
歌うことが大好きで、学生時代から組んでいる「背徳の薔薇」というヴィジュアル系アカペラグループでハモネプに出演したことがあります🌹(普段は、普通の格好で仕事してます⚠️)

この記事では、
「Chompyに出店したけどもっと注文数を増やしたい!」
「デリバリーを始めてみたいけど、どんなメニューがよく売れるの?」
と考えているお店の方向けに、Chompyでも大人気な『ケニックカレー』さんの事例を紹介しながら、Chompyで販売するメニューを決めるときのポイントをお伝えします💡

『ケニックカレー』さんについて

 ケニックカレーさんは、東京の間借りカレー流行のキッカケを作り、カレーと魯肉飯のあいがけを初めて出したことでも知られるお店です。2020年3月に間借りを卒業して、現在は渋谷の宇田川交番前のビルで営業されています。

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 僕は元々このお店のファンで、いつも行列に並んでカレーを食べていました。まだマンション一室のオフィスでChompyのベータ版を作っていた頃、店主のケニックさんにTwitterのDMでご連絡して出店が決まったのが懐かしく、思い出深いです。

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当時のTwitter DM

豊富なメニューラインナップが人気の秘訣

 無水キーマカレーをベースに、個性豊かなネーミングのメニューを常時8~9種類提供されています。

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はじめて注文するお客さんは、手軽に頼みやすい「ケニックカレー弁当 ¥1,100」や、ケニックカレーの代名詞とも言える「ケニックカレー×魯肉飯あいがけ弁当 ¥1,500」を注文されることが多く、常連さんはそれぞれお気に入りのメニューやトッピング、辛さを楽しんでいます。

最初はもっとメニューが少なかった

 そんなケニックカレーさんも、2020年の秋ごろまでは「デリバリーならではのメニューをお客さんに楽しんでもらいたい」という理由から、デリバリー限定の「ケニック特製弁当 ¥1,500」だけを販売していて、実際にお店に行くと食べることができる豊富なメニューは注文することができませんでした。

 元々ファンの多いケニックカレーさんですから、たくさんのお客さんがデリバリー限定の特製弁当を注文し楽しんでくれました。しかし、それ1種類だけだと数ヶ月に渡って継続的に注文してくれるリピーターさんが少ないという課題がありました。

メニューを増やした💪🏻

 リピーターさんを増やすために、お店で注文可能なメニューやトッピングをChompyでも販売してみることにしました。

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僕たちも実際にお店に行って一緒にメニューを考えたり、お皿を買いに行ったりして、新メニューの写真を撮影しました。

 結果的に、メニューを増やす前後でリピーターさんの数が2倍に増え、ファンのみなさんにお気に入りのメニューやトッピングを楽しんでいただくことができました。

また、ケニックカレーを初めて食べる方も注文しやすい価格の「ケニックカレー弁当 ¥1,100」を用意することで、新規のお客さんの数も翌月には2倍に増えました。(今ではメニューを増やす前の3倍に増えています!)

お客さまに合わせたメニューを

 これはChompyのお店全てで言えることですが、お客さまの層によって注文されるメニューは違います。

 実際、ケニックカレーさんでは、以下のように注文の傾向が変化しています。

・ケニックカレーでの注文回数が1~2回のお客さん
→ 注文しやすい価格の「ケニックカレー弁当 ¥1,100」と、看板メニューの「ケニックカレー×魯肉飯あいがけ弁当 ¥1,500」への注文が約80%

・ケニックカレーでの注文回数が3回以上のリピーターさん
→ 日替わりやトッピング変更など、他のメニューへの注文が約60%

無題のプレゼンテーション

元々たくさんのファンがいるお店の場合、来店されるお客さんに人気のメニューを販売することで、よりリピーターを増やすことができ、注文しやすい価格の商品を提供し気軽にお店の味を知ってもらうことで、新たなファンを増やしていくことができます。

まとめ

 この記事では、お客さんの層に合わせたメニューを販売することの重要性
を、ケニックカレーさんの事例と併せてご紹介しました。これを機に「メニューを見直したい!」というお店の方は、ぜひお気軽にご相談ください!

ケニックカレーの注文はこちらからどうぞ!僕のおすすめは「ケニック恐竜の卵スペシャル (小辛)」です😋

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