鍛えたエイム力を実戦で生かすための基本の大切さに対する認識

巷でよく言われているFPSの基本その①に「あらかじめ敵が出てきそうなところにエイムを置いておく」というのがあります。
なぜこれが大事なのか、大事だと言われてもいまいちピンと来なくて実践できてない人も多いと思うんですよね。
APEXみたいなバトロワだと特に、敵がいる可能性のある場所が多くていちいちそんな事やってられっかと思うかもしれません。
でも少しエイム練習をしてある画像を比較してみると「こりゃ絶対やったほうがいいわ当たり前だわ」ってなると思うんです。


エイム練習ソフトなんかで練習したことある人なら画面いっぱいに広がる丸い的をポチポチ撃ったことあると思うんですよ。
あんなに連続で的を撃つ事はまあ実戦ではないと思うんですが、1個の的が一回の戦闘で敵を撃つ機会だと考えるとどうでしょうか。

イラストdas3

イラストss3

はい、上と下を比較してみてください。
この状態から戦闘開始した場合どうでしょう。圧倒的に下が有利なのは分りますよね。
でもこれだけだとどこまで重要なのか、心にまでずっしり響く事はあんまりないんじゃないでしょうか。
俺はありませんでした。


しかしこれを何回も繰り返した場合の状態をエイム練習っぽく画像にしてみると

コミックdas4

コミックss4

ちょっとブツブツがキモいですがエイム練習ソフトでどっちを撃ったほうが成績が良くなるでしょうか。
間違いなく下だし、少し慣れた人なら下の状態であればマッハで全部撃ち切れると思うんです。
上はけっこう外したりしてストレスありますよね。


エイム練習ソフトの的やBOTっていうのはけっこう湧きがまばらで、成績が上振れるときは大抵「的の湧きが良かった」時です。
しかし的の湧きは基本的にランダムで、自分の意思では操れません。


ですが実戦のFPSの場合は撃ち始める前の準備段階の行動でこの的の湧き方を自分の意思でコントロールする事が出来るのです。

このマッハで撃ち切れる下の状態を疑似的に作り出す努力をしない理由は何もありませんよね。
何ならエイム練習自体よりも重要です。

意識していない人と常に意識している人は、上と下の画像の状態で常に対戦している状態になります。
そんなんよほど地のエイム力に差が無いと絶対勝てません。

FPSの基本として散々語られている理由をこの記事で少しでも現実的に実感できれば幸いだと思います。

下の状態を作り出せたらそんな鬼のようなエイムを毎回頑張る必要なんてないのだから。
エイムを鍛えた上で、実戦では出来るだけ楽にエイムする準備を心がけましょうという事ですね。

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