FPSにおけるエイム力の根本的なお話

37歳でFPS(正確にはTPS)を初めてプレイし、約3年間(間にプレイしていない期間もあるけど)エイム練習ソフトなどでエイムについて試行錯誤してきた中で気づいた事などを記そうと思います。

現在エイム練習ソフトkovaak'sにてAscended Tracking V3 24万エントリー中800位前後です。

まだまだ未熟な段階ですが、自分の覚書としてテキストを残します。

FPSにおけるエイム力とは何でしょうか。
まずこの部分をはっきりさせないと後に出てくるエイムと立ち回りどちらが重要か、という話にも問題が生じます。
個人的にはエイム力とは対象を目で追う力と視線と画面中心の同期精度の2点です。

現在エイムに関して至った結論としてまず、エイムする事とは見てそこに照準を合わせる事ではなく、見ている所と画面中心にある照準が同期している状態を指します。

純粋にエイムを突き詰め、どういった能力が高ければ最もエイムが良いと言われる状態になるのか、という事を考えた時に「見た所に常に照準が追随している状態を維持できる能力を高める」事が最も単純かつ理想的なのだと気付きました。

実際にシュラウドなどの海外の有名プレイヤーのアイトラッカーの動画などを見ると、撃つ対象を見た瞬間にはもうそこに照準が追従しています。見てから合わせた、という速度にしては速すぎます。

見る、そして合わせる、という二挙動よりも見た所に同時に画面中心が追従するという一挙動の方が単純かつ速度も速いのは間違いないのです。

普段歩くときに右手と左足を同時に前に出して交互に歩きますが、みなさん「まず右手を出してから右手を出したな、よし左足を出すか!」みたいな動きはしませんよね。そんな事していたらスムーズに歩けないですし無駄も多くなります。それと同じです。少し違いますが概ね同じです。

そしてエイム力を向上させる練習、というのは、いかにして視線と照準の同期をスムーズに行うか、という練習になります。

エイムは的に合わせるのではなく視線に合わせる

エイムする対象は的ではありません、視線です。手を同期させるべきは自分の視線なのです。敵の動きなどではありません。撃つ相手を追うのはあくまでも目です。照準は自動的に目で見た所に追従するのが理想です。この事に気づくまでにかなり遠回りをした気がしますが、これが最も単純かつ効果的だと現在では確信しています。そのうち手のひらクルーがあるかもしれませんが、その時はやっぱ違ったよごめんって言います。

エイム力の向上とはつまり、視線と照準を同期させる能力の向上です。

そのためには様々な細かい要素を積み重ねる必要があるのですが、次回からそれに関して自分がこれまでに気づいた事、実際に行っていることなどを解説して行きます。

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