【2022年1月】暖かい交流と夜空に描く希望
今年から1ヶ月の出来事を物語形式で綴っていこうと思います。
1月は、怒涛の2021年が終わり、ほっとひと息つける1ヶ月でした。伝統文化という長年温められてきたエンタメと出逢ったり、友人たちと囲んで食事したり、スタッフで参加したイベントにぬくもりを感じたり、「温かい交流」を持てたように思います。
(1) 歌舞伎という伝統文化との交流
1月4日12時。
この日は人生で初めて歌舞伎を鑑賞するため、静岡市内から新幹線で東京へ向かい、14時ごろ新橋に到着。
今回僕が観た演目は「プペル - 天明の護美人間」(えんとつ町のプペルを歌舞伎化)。西野亮廣さんが脚本を手掛ける新作歌舞伎です。開場まで時間があったので、新橋演舞場近くのスターバックスで一服。
そして新橋演舞場に着き、いよいよ開場。会場内には三味線で演奏された「えんとつ町のプペル」が流れていて、黒御簾や花道など、歌舞伎の舞台装置と初対面。開演前の廻り舞台の上には、小さな小屋が立っていました。
チケットがそこしか余っていなかった都合もあり、前から3列目のSS席という、かなり良い席で鑑賞。歌舞伎は江戸時代に始まった庶民のエンタメで、音楽と踊りを楽しむそうです。今回のプペル歌舞伎では、昔からの伝統を引き継ぎながらも、スモークや照明など現代の演出も加わり、より豪華な舞台となりました。
また、今回の演目は絵本が原作ということもあり、子どもや若い世代の姿もちらほら。この親子の絆を描いたプペル歌舞伎は、日本の伝統文化を親から子につなぐ架け橋になるかもしれない。
(2) 友人たちと食卓を囲んだ交流
プペル歌舞伎から3日経った夜、僕は友人たちを集めて新年会 鍋パーティーを開催。1人鍋も好きだけど、こうしてみんなで食べる鍋は格別に美味しい。参加してくれた友人のみんなも、お腹も心も満たされた様子でした。
その翌日は、友人が特別に自信あるという「焼きそば」を食べる会に参加。話を聞くと、大学時代に下宿で作っていた料理が「焼きそば」とのことで、彼のこだわりも見受けられました。
コロナ禍では基本的に1人で食べることが増え、やはり仲のいい人たちで囲んで食べると、心も暖まってくる。感染対策を万全にした上で、またこういう会を企画したり、参加したりしたいな。
(3) 夜空を描くカラフルな希望
1月29日、はままつフルーツパーク時之栖にて「スカイランタンフェス」が開催されました。今回は蔓延防止等重点措置が出ていたことで、参加者は60人、スタッフは8人と小規模での開催となり、アットホームな雰囲気が出て、気温が下がる会場にぬくもりを感じられました。
今回も僕は音響スタッフ兼ランタン作成スタッフとして参加させていただきました。参加してくれる方々が楽しそうにしている様子を見ると、僕自身も嬉しくて仕方なくなります。特に、自分が流した音楽にノってくれているのを見かけた時には、言葉では表せない喜びを噛み締めました。
夜空を舞うカラフルなランタンでいっぱいの光景は、先行きが見えないご時世で、多くの人々に上を向かせるきっかけを与えてくれます。たくさんの人が上を向き、希望で溢れる世の中になることを願って。
今年も始まったばかりだが、気を抜くとあっという間に過ぎ去っていく。目的とプロセスを常に照らしながら、自分の理想とする目標に向かって進んでいきたいです。