見直し期間として(1)

「○○大会は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止になりました」


「感染拡大防止のため対人稽古は自粛をしてください」

このような連絡が3月頭から徐々に連絡が来るようになりました。

2月下旬には全国的に小、中学校などへ一斉休校の要請が出たため道場等の稽古も中断をせざるを得ない状況になりました。



道場での稽古再開はその時点では見通しが立たず、また試合等もどこまで中止になっていくか先が全く見えませんでした。



私たちの道場は、施設開放などの道場では無いため、比較的自由に稽古をすることは出来ますが、要請等がある為対人での稽古はもちろん出来ず、1人で道場に行き、黙々と素振りを行う事が多くなりました。


稽古が出来ない期間のうちに、道場でも代が交代し、再開をする時には新学年でスタートをする事になっていました。


しかし、ずっと立ち止まっているわけにもいきません。稽古が出来ない期間を何か有効活用出来ないかと考え、このタイミングで今までの道場で指導をしてきた事を見直してみようと考えることにしました。


稽古の回数は多い方だとは思いますが、やはり内容が薄いと効果が出にくいと考え、①道場で今まで指導していることに、+αをして、内容を濃くする方法を考えること、そして②今までの指導の仕方とは違う方法を考えて生徒に伝えようという2つのテーマを立てました。

1つ目の+αの所は、ただ稽古内容を深くするだけでは無く、生徒への伝え方に着目をしてみました。


少しでもイメージしやすいような言葉選び、もちろん稽古内容の見本をみせること、自粛期間中は各自での自主練がメインになるので自分で素振り等の動画を撮り、注意するポイントなどを動画内に入力し保護者の方へ動画を送ること。

なかなか自分1人では素振りをしていても、なんとなくの素振りになってしまうのではないかと思い、動画を作成し送るという事をやってみました。



自粛が明けてから保護者の方からお礼を言って頂き、やってみて良かったと思いました。


何かを変えれるチャンス



そう思って生徒と共に進んでいきたいと思います。


ちょっと長くなりましたので、また続きの記事を書いて見ようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?