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他人の人生を生きたくない②

皆さん、お疲れ様です。kenkenです!前回の続きを書いていきます。よかったら最後まで。

 「あれ、今なにやってるんだっけ。」毎日、数分おきにこう思ってました。自分が何をしたいのか、何をするべきなのか、常に探していたのを覚えています。
 ずーっと頭が重いんです。人前に立って喋っている時も、楽しいはずの飲み会中も、頭が重くて。しかも、目の前のこととは違うことを考えて活動していました。本当の自分はどこなのか、どうなってしまうのか分かりませんでした。一度行った病院から処方してもらった薬は、元気付ける薬と言われましたが、全く効果がなくどんどん見えない闇にハマっていく感覚。本当にあの時どうしたらよかったんだろう。今でも分かりません。

 インターンもうまくいっていないので、職場の空気は最悪です。ずっと仕事に追われ、上司には常に進捗確認で詰められる。ですが、人前に出る事をしていたので、みんなの前ではフルテンション全開、笑顔で学生のみんなの前で司会をします。そうすると、また自分のことを好きになってくれた人たちが集まってくる。当時の自分は、表向きと実際の心とで、使い分けていました。恐らく、そのことも心に負荷をかけた原因になっていたと思います。

 そんな中でも自分を保ち続けていたのは、彼女の存在でした。彼女も就活やインターンで忙しい中、僕の話を根気よく常に聞いてくれていました。支離滅裂で、感情的で他責的な自分の話を彼女は、共感と自身の意見を交えながらコミュニケーションを取ってくれました。あそこで、この人はダメだとか、面白くないって見限られていたら、立ち直れていなかったかもしれません。間違いなく、僕が最も尊敬しているうちの1人です。そんな彼女に言われた一言で変われたなという言葉があります、

そんなに辛いなら辞めちゃえば?誰も文句は言えないよ。頑張ってもダメなら辞めたっていいんだよ。

その時の僕には、"辞める"という選択肢がありませんでした。辛い事は辛いままで、自分が成長しない限りうまくいかない、そう思ってたんです。ですが、実際のところ僕はうつ状態、成長するどころか今までの自分でいることさえ難しくなっていたので、その選択が最も効果的なものだと気づいたんです。

 色々となんやかんやありまして、辞めることができました。そこからは、"自分らしさ"を求めて行動するようになりました。本当に自分はこれをやりたいのか?自分に嘘をついていないか?を常に問いかけるんです。ありのままの自分を受け入れてくれる場所を探しました。今働いている職場は、カッコよくない僕を受け入れてくれて、僕の良さを評価してくれています。

 駆け足になりましたが、

カッコつけなくて良いんです。自分のありのままでしか、勝負できない。
ありのままの自分を自分自身が受け入れないと、楽しくないんです。

 ここまで読んでくださった方、ありがとうございました。当時の経験で得た学びをもう少し広義に、抽象度を少し高めて続きを書いていきます。

 

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