見出し画像

ぬるい水風呂と、無思考練習の共通点

ととのえないサウナの原因を考えた結果

義母と妻を連れての日光3人旅の宿で、先ほどサウナに入ってきました。
サウナの体感温度はイマイチで、外気浴のための椅子もなく、何より水風呂の温度がぬるかった。やっぱり思ったように「ととのう」ことができず、それでも何度かトライしてみた結果、なぜか、けん玉の練習との共通点を見出してしまったのです。

長くやることで新たに見つけられることはあるのか

一旦、ととのえないサウナの話に戻ります。

少し体感温度の低いサウナの原因は湿度の低さでした。私が泊まっている宿は、いま小学生の団体客も利用しており、サウナの利用客が極端に少なかったのです。結果、サウナ室の中は乾燥しきっていました。そこでセルフロウリュとセルフ熱波でなんとか体感温度を上げました。

外気浴のための椅子が無い問題は、幸い風呂はほぼ貸切状態だったので高齢者用の背もたれ付きの椅子を、露天風呂に置くことができました。

しかし、水風呂のぬるさはどうにもならない。
水道の蛇口のノブは外されていて、水を足すことができません。適温の17度前後には程遠く、私の体感では20度以上はありました。

結果として、水風呂のぬるさが、ととのえない原因だと推定しました。
長く入っていても、冷たさに慣れるだけで、独特のギューっとする芯の寒さがきません。長く入っていれば良いのでは?とも思いましたが、結局、ぬるい水風呂の温度に慣れるだけで、その後に外気浴をしても、独特の「ととのう」感覚はありません。
つまり、長くやってもダメだったのです。

サウナもけん玉も短期集中が結果を生む

熱いサウナに入ってキンキンに熱くなった身体を、冷たい水風呂で短時間でガチガチに冷やして、外気に身体をさらす。いわば臨死体験をするのが「ととのう」ことだと思っている(個人的感想です)私は、ふと
これはけん玉の練習と似てるな
と思ったのです。

熱い気持ちでガチで体を動かして短時間でバテた身体のまま、失敗した時の見直しをフラフラしながらしつこく考えて、最後にダメ押しでトライする。結果は「ととのう」ではなくて「身体で成功法則を覚える」。
けん玉の達人と呼ばれる人は、全くできてない技でも、短時間で超集中して身体も頭もヘトヘトになるトライを、日常のようにやってる。これはもちろんけん玉に限らずだけど。
ゼロからイチへの第一歩を効率的に早く実現したいなら、ガムシャラを冷静に見直すことができる、ある意味デタラメな人がいい。
ぬるい水風呂にいくら入っていても、ととのわないのと同じように、何も考えずに似たような動きだけのトライをしても、なかなか1回目の成功には結びつかない。
短い時間で、挑戦時間を凝縮する意思が非常に大事だったんだと閃いたのです。

けん玉の場合、持続練習や集中力のみに重点を置きがちです。しかし実際は
・短時間ですぐバテるくらい自分を追い込む
・追い込まれても無意識じゃなく有意識でのトライ&エラー
これができる人が実力者になる。
この二つができる人が
「できない」を「できる」にするチカラが強い
と感じます。
これはスポーツ選手全般や、起業する人にも言えそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?