見出し画像

カップをピンクに染めよう 2021ルヴァン杯準決勝2nd セレッソ大阪vs浦和レッズ

リーグ残留さえしてくれればそれでいいって声もついひと月前にはあったけど、今のセレッソはそんな声に耳を貸す必要はないと思う。


セレッソ大阪は間違いなく「本気でルヴァンを獲りに行こう」という小菊さんの強い思いのこもった言葉でまとまっている。今は目の前の試合に勝つために、1戦1戦集中して、サポーターも含めて全員で戦うとき。



ヨドコウついに制限緩和

この試合は緊急事態宣言の解除によって入場制限がやっと緩和されてから初のホームゲーム。この試合でようやくヨドコウ桜スタジアムデビューしたセレッソ大阪サポーターも多かったはず。ただそれと同時にヨドコウ桜スタジアムのミックス席に参戦した浦和サポらしき人たちも少々いたようで。グッズを着たらアウトだけど、ミックス席はホームアウェイは問われないし、そら来る人は来るよなーと。ミックス席にいたセレサポは、セレッソが勝った後周りの席にいた浦和サポが皆すぐに帰っていったので気持ちよかったみたいだけど苦笑。



全体的に見ると、5000人だったら埋まってない席にもセレッソサポーターが集まり、特にゴール裏は立ち見がOKになり、立派な雰囲気を作っていた。かつてのゴール裏の雰囲気が戻ってきたみたいで、バックスタンドから見ていたけど桜色に染まっていたし、弾幕の文字もいつもより(?)キレイだったし。ゴール裏めちゃくちゃ良かったよ。



自分はヨドコウになって以来初めてのバックスタンドでやっぱり傾斜がある分見やすくていいなと思っていたら試合開始と同時に西日が迫ってきて、南ゴール付近を観るには逆光になるからちょっと大変だった。でもメインスタンドがある分マシになってた。ピッチにも日影が広くできていて選手にとってはやりやすいコンディションだったんじゃないかな。ゴールも影のかかった左サイドから生まれたし笑
10月に入ったのに30℃で暑かったのに選手は最後までよく走りきってくれた。特にタツは気迫が溢れすぎてて素晴らしかった。


試合内容については寛人がアウェイゴールを取ってくれたおかげでこのままでも決勝進出という状況だったけど、相手にプレスをかけることも惜しまなかった。

後で試合を見返したけど、後半はオープンな展開になって浦和に攻め込まれるシーンも少なくなかったし、引いて守ってても怪しいシーンはあった。一発勝負だからこそ効いたプレーもあったし、浦和の戦い方にも助けられたところもある。でも、とても見応えのある内容だった。決勝進出できて久々にホームで勝てたのでセレサポはとても楽しめた試合になったと思う。


ヨドコウはこのまま入場制限が緩和されていってほしい。


カップをピンクに染めるために

ルヴァンのチケット概要も発表されて、前半戦気持ちが沈んでいたセレサポも、優勝に向けて気持ちを高めている。それは選手も同じ。


寛人と陸次樹の若い2トップ。ノックアウトステージでここまで2人とも2得点。ポストプレイヤーが少ない中で身体を張って前線で収める役割も、前線からのプレスもよくやってくれているし、ここで一気にレギュラーを確固たるものにしてほしい2人。寛人は昨年仙台でJ1を経験できたのがやっぱり大きい。陸次樹はJ2で数字残してきて、ここに来てかなりJ1にも慣れてきているので、今季のチーム得点王になってもらいたい。


歩夢と隆矢の若い2CB。歩夢は少しずつヨニッチのようなディフェンスリーダーに近づいている。隆矢もレギュラーが当たり前になりつつあるけど、U23からいきなりJ1に上がってきてここまで守備に貢献できているのは素晴らしい。優勝して報われてほしいな。


中盤の奥埜と原川。2CBと2CHの間を突かれるシーンはあったものの、球際の争いに挑み続け、ボールを奪いきるシーンの方が多かった。頼もしいプレーが多かった。サイドは陸・マル・タツ・乾、1番後ろはジンヒョンと実力者が揃う。時間稼ぎを確実にこなした力と、プレスを最後までかけ続けた嘉人に加えて、キャプテン・キヨも復帰。


この日出た選手たちが主に決勝も出ることになると予想。
でも3日前に天皇杯を、しかもルヴァン決勝と同じ相手と戦うので、全員の力が必要になる。総力戦。

非常に難しい日程になったけど、もちろんどちらもセレッソは勝利を狙いに行く。今の小菊さんのチームなら絶対そうする。全員の力で戦い、最善を尽くすはず。


しばらく試合が空いて、次の試合は24日のリーグ戦。そしてすぐ名古屋との勝負の2連戦が来る。
この約2週間の時間の使い方がセレッソ大阪にとってとても重要になる。セレッソ大阪サポーターにとっても、気持ちの準備を進めるには十分な時間になると思う。でもまずはチケット取らないと。。



もう一度、カップをピンクに染めよう



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?