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古都奈良Jリーグデビュー 2023J3①奈良クラブvs松本山雅FC

せっかく写真が溜まっているので投稿する。奈良県初のJリーグクラブ誕生の試合だったし。


結論から書くと、奈良クラブに言いたいことは1つだけ。
ひとまずJリーグデビューおめでとうございます。でもこっから大変やで。


前日の駒場から日帰りで戻ってまで奈良クラブの試合を観に行ったのは、今の家からそこまで遠くないスタジアムだし(直線距離で言うと長居よりも近い)Jリーグデビュー戦の瞬間はぜひお目にかかりたいという理由。


奈良クラブの本拠地、奈良市鴻ノ池陸上競技場。名称はロートフィールド奈良。
昔まだJFLだった奈良の試合を観に何度か鴻ノ池には行ったことがあるが、Jリーグ百年構想クラブになりながら長年に渡ってJリーグ入会できなかったことや観客の水増し問題も発覚するなど、明るいニュースが入ってこない。そんな状態でまた試合を観に行こうとは中々ならなかった...知っている選手も中々いなかったし。


鴻ノ池までは近鉄奈良駅からバスは出ているけど、30分に1本ペースでしか来ないので30分かけて歩いた方が早いことがほとんど。車で行く以外だとアクセスは普通。


3年前にスペイン人のフリアン・マリン・バサロ監督を招聘してクラブのスタイルを確立。JFL優勝とJリーグ入会条件をクリアして念願のJリーグ入会が決定。
昨季はJFLリーグ戦30試合で16勝11分3敗とほとんど負けなかった奈良と、ここ数年でJ1からJ3まで真っ逆さまにカテゴリーダウンしてしまい今季J3で2年目をむかえた松本山雅。


ここからは写真多めで。

すでに集結していたワンソウルサポーター
ゴール裏の芝生席の入場門


バックスタンドとゴール裏は座席などない。芝生。今後J2を目指すなら改修または別の場所で新たに箱モノを作るしかない。



ちょっと背伸びしただけでも場内が丸見え。バックスタンド裏の山に登ると場内を一望できてしまう。


せっかくチケットを買ったのでここで見ることはしなかったが、この日何人かは山の上から場外から試合をみていた。


奈良クラブに現在所属するセレッソOB小谷祐喜。


メインスタンド付近でブースはたくさんあるがスタグルはどこも長蛇の列、なかには売り切れる店も。
その他、奈良にちなんだゆるキャラの登場も。

もはや長寿キャラ


試合前とハーフタイムには大学のブラスバンド部の演奏。Jリーグのブレイクタイムの催し、J1とはあまりに雰囲気が違う。

鴻ノ池の芝生の上に山雅の緑が覆い被る

試合展開は奈良が丁寧にボールを繋いで何度かチャンスは作るも、基本技術や球際、強度のところで山雅が競り勝つ場面がほとんど。明らかに松本のゲーム。
CKの競り合いでファールを取られPKから1失点目。最終ラインでのパス交換でボールを奪われロングドリブルから2失点目。奈良にとって切ないJリーグデビュー戦になった。

JFLとJリーグの違いに直面している様子。小谷は出場せず。
スタジアム全体的にもJFL感がまだ抜けない。
適応するにはかなり時間かかりそうだけどまだ始まったばかりなので地道にやるしかない。
いつかセレッソと真剣勝負をしましょう(そう考えるとU23があるうちにここで試合観たかったな)。

松本はまあ... 頑張れ


P.S. 奈良クラブの前日券はセレッソみたいにQRコードではなくセブイレで紙発行が必要なので注意。スタジアム最寄りのセブイレは近鉄奈良駅前です。案外当日券買ってる人多かったけど。

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