Linux環境のノートPCでバッテリー稼働時間を伸ばす

はじめに

私は、Let's note CF-XZ6でLinuxを使用している。
先日まではDebianを使用していたが、Ubuntu LTSをインストールしてみたところ、デスクトップユースとしてはUbuntuのほうが優れていると感じたため、Ubuntu LTSに移行した。
環境変更に伴って各種設定を見直した際、どうもTLPが想定通りに動いていないのでは?と感じた。

TLPとは

Linux用の省電力ツールです。
ACPIに基づいて、AC動作とバッテリー動作の切り替えを検出し、諸々の設定を切り替えてくれるようです。
CPU governorのポリシーを切り替えたり、Turbo Boostを無効化したりなどができます。

詳細は公式のページを読んでください。

バッテリー駆動時にもファンが高回転しているように感じた

以前、どこかのサイトでインストールして、起動させるだけでよいと読んだ記憶があるのだが、バッテリー駆動に切り替えた際もファンが高回転しているように感じた。
そのため、TLPの設定を見直してみることにした。

TLPの設定

設定は所定のファイルを編集することで行う。
編集は以下のコマンド。

# vi /etc/tlp.conf

以下の通り変更した

+ TLP_ENABLE=1#TLP_ENABLE=1

+ CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_AC=performance
+ CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_BAT=powersave
- CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_AC=powersave
- CPU_SCALING_GOVERNOR_ON_BAT=powersave

+ CPU_BOOST_ON_AC=1
+ CPU_BOOST_ON_BAT=0
- CPU_BOOST_ON_AC=1
- CPU_BOOST_ON_BAT=0

TLP_ENABLEがコメントアウトされていたので、多分動作していなかったのだと思う。
もし有識者の方がいらっしゃれば教えてください、、、。

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