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北海道に四角い太陽が出現するわけ
こんにちは、ハレルヤです。
今日は太陽のお話です。
北海道では年に数回、四角い太陽が出現します。
![](https://assets.st-note.com/img/1655815913490-FGs1AuE2WO.png)
四角い太陽が見られるのはオホーツクの沿岸部。
4つの条件とは
地表の温度がマイナス20℃以上の時
上空に暖かい空気があること
太陽が低い位置にあること
天気が良いこと
これらの条件が揃わないと四角い太陽を拝む事はできません。
天気が良いのは最低条件ですが、他の3つの条件もハードルが高いです。
なのでこの現象を見る、又は記録に納める事はなかなか骨が折れます。
因みにハレルヤは一度も見たことないです。( ;∀;)
四角い太陽が見える理由は、地表の温度が冷気で覆われると上空との温度差によって空気の層が出来ます。
空気の層が出来ると光の屈折が起きます。
光の屈折が起きると蜃気楼のような現象ができて太陽が四角く見えるのです。
太陽が低い位置にあるほど光が大気の層に浅い角度で入ってくるので屈折が起こりやすくなります。
なので太陽が低い位置にあると四角い太陽が現れる確率が上がります。
四角い太陽はオホーツクで見られますが、主に野付半島の白鳥台、尾岱沼(オダイトウ)、中標津町の開陽台、紋別などが知られています。
これらの地域はいずれも厳冬期に晴れた日が多い場所で放射冷却が起きやすい場所です。
放射冷却は地表の暖かい空気が夜の間に上空に上がり、地表が冷やされる現象であり、四角い太陽が出現する条件にピッタリというわけです。
一度、ナマで見てみたいものです。
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