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tikutaku
【つかのま】ってどれくらいの時間?
こんにちは、ハレルヤです。
今回は時間のお話です。
ほんの僅かな時間を『つかのま』って言いませんか?
例えば、『その喜びもつかのまだ!』とか『つかぬまの人生』とか言いますよね?
『つかのま』は漢字で書くと『束の間』になるわけですが、束の間とは一体どれくらいの時間を指しているのでしょうか?
束の間の『束』とは元々『長さの単位』でした。
どれくらいの長さかというと『握りこぶしの長さ』(約15センチ)
日本神話に出てくる『十束剣』(とつかのつるぎ)って知りませんか?
十束剣は神々が持つ剣ともいわれ、持つ神によって変わる霊剣として知られています。
十束剣(とつかのつるぎ)には『束』という漢字が使われていることから、剣の長さは握りこぶし10個分、大体1メートル50センチという事になります。
そもそも長さの単位で使われていた『束』は、いつの間にか時間の単位にも使われるようになりました。
一束(ひとつか)はそれほど長くない。
つまり、『束の間』はそれほど長くない。となって
短い時間の例えとして使われるようになったそうです。
束の間の人生と言うこともありますが、束の歴史は結構長いのでした。
今回は以上です。
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