Create Material-マテリアルを生成
マテリアルを生成するコンポーネント『Create Material』です。
マテリアルの生成と言ってますが、実質『色』の指定と捉えていてよいです。
これも色の指定ということで、『Custom Preview』につないで使用することが多いです。
このコンポーネントにはいくつかインプットがありますので、1つずつ見ていきましょう。
『Kd』は、基本色を指定します。
『Ks』は、ハイライト色を指定します。
『Ke』は、基本色に対して色を重ねます。
『T』は、透過度の設定です。
『S』は、輝度の設定です。
よく使うのは『Kd』と『T』かなと思います。ここだけ覚えておけば使えます。
では、それぞれ具体的に見ていきます。
まず、基本色に赤をつないでみます。
最も高いグループのボリュームに対して色を指定してます。
赤くなりましたね。
次に、白につなぎ変えてみましょう。
グレーっぽくなりました。
さらに、これに対して『Ke』に青をつないでみます。
青が重なった感じになりましたね。
では、透過度も変更してみます。
透過度のパラメータは0~1で設定し、0だと透過せず、1に向けて透過していきます。
透過度0.5です↓
透過度1.0です↓
建築的には敷地周辺の建物を透過させて表現したい場合などに使えますね。輝度は、0だと光らず、1だと光ります。
最後に『Ks』ですね。
これは輝度が1で光っている場合の色味指定になります。
先ほどのように白く光るのではなく、赤みが乗った光り方になりました。
いつもサポートいただきありがとうございます! これからもあなたの代わりに役立つ記事を更新し続けていきます。 どうぞよろしくお願いします。