建築パース作成をMidjourneyで-名建築を建築家にリ・デザインさせてみた
建築パース作成をお絵描きAIのMidjourneyでやってみる研究の続きです。
今回はゆる~くお遊び記事です。気軽に流し読んで楽しんでいってください。
建築デザイン検討をする際に、「ベースはこれで○○風のデザインで~」という検討の方法を想定してます。
他にも建築系Midjourneyの記事をたくさん書いてます。
以前の記事は以下にリンクを貼っておきますので、こちらも併せてよろしくどうぞ。
落水荘
近代建築の3大巨匠の1人。アメリカ人建築家のフランク・ロイド・ライトの設計で1936年に建築された名建築です。
建築好きな方で知らない人はいないハズ。
川にある滝の上に建てられているのが最大の特徴で、建築的特徴としてはガラスによる軽さの際立つ建築ではなく、マッスを幾何学的に構成した印象です。
では、「落水荘」→「Fallingwater」をPromptに入れてMidjourneyで画像生成してみます。併せて「Frank Lloyd Wright」の名前もPromptに入れてあります。この建築家名がこの後の実験のパラメータになります。
画像を参照させずに、Promptのキーワードのみで画像生成したにしては中々の再現性ですね。パッと見ると誰でも「落水荘」だと認識するレベルでしょう。
しっかりと「落水荘」が生成されることが確認できたところで、ここからが本題です。基本Promptは変えずに、建築家名を変更してみます。
「落水荘」というお題に対して、建築家○○だとどうデザインするのか?ということです。
Ludwig Mies van der Rohe
落水荘の設計者フランク・ロイド・ライトに並び近代建築の3大巨匠と称されるミース・ファン・デル・ローエです。
ミースの特徴はガラスによる開放的で近代的・工業的なミニマルデザインです。同じ住宅系では「ファンズワース邸」などが代表作です。(住宅ではないですが、私はバルセロナ・パビリオンが大スキです)
どちらも「落水荘」の印象は残しながら、全面的にガラスを使った開放的な住空間になっているように思います。
ガラスすらなく、半屋外空間として外部の自然とより親和性を高めた空間や半地下として流れる滝を眺められる落ち着いた空間なども中々秀逸です。
屋根についてもライトのマッスな印象から薄くせり出したスラブになりシャープな印象となってます。
他の建築家だとどうなるのか?
いつもサポートいただきありがとうございます! これからもあなたの代わりに役立つ記事を更新し続けていきます。 どうぞよろしくお願いします。