Gate And・Gate Or・・・-論理ゲートコンポーネントをまとめて解説
論理ゲートのコンポーネントについてまとめておきます。
論理ゲートとは、論理演算を行う回路のことで、建築系Grasshopperにおいて簡単に言えば、条件分岐を書いていく際に使えるコンポーネントです。これらをうまく使うことで複雑な条件分岐をプログラムとして書くことができます。
Gate And(Andゲート)
入力した論理値に対して、『Gate And』は全てTrueの時のみTrueをアウトプットから出力し、1つでもFalseがある時はFalseを出力します。
Gate Or(Orゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Or』は全てFalseの時のみFalseをアウトプットから出力し、1つでもTrueがある場合は、Trueを出力します。
Gate Not(Notゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Not』はTrueとFalseの結果を反転して出力します。
Gate Xor(Xorゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Xor』は同じ論理値が入力されるとFalseを、異なる場合はTrueを出力します。
Gate Xnor(Xnorゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Xnor』は同じ論理値が入力されるとTrueを、異なる場合はFalseを出力します。Not Xorの意味になります。
『Gate Xor』の場合は、同じ論理値が入力された場合はFalse、異なる論理値が入力された場合はTrueでした。この逆ですね。
Gate Nand(Nandゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Nand』はTrueとTrueが入力された時だけ、Falseを出力。それ以外はTrueを出力します。NandゲートはNot Andの意味になります。
『Gate And』は全てTrueの時のみTrueをアウトプットから出力し、1つでもFalseがある時はFalseを出力でした。
Gate Nor(Norゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Nor』はFalseとFalseが入力された時だけ、Trueを出力。それ以外はFalseを出力します。NorゲートはNot Orの意味になります。
『Gate Or』は全てFalseの時のみFalseをアウトプットから出力し、1つでもTrueがある場合は、Trueを出力でした。
Gate Majority(Majorityゲート)
入力した論理値に対して、『Gate Majority』はABCの端子に入力された論理値の数が多いものを出力します。Trueが多ければTrueを、Falseが多ければFalseがアウトプットから出力されます。
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