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0031 ”ふりかえり”過ぎに注意したい

【もやもや】
to ふりかえりをし過ぎて推進力を失っていると感じている方

仕事中に、もやもやが治らなかったので、投稿。

2019年から、アウトプット頻度をあげ、知識や気づきを血肉にすることを続けてきた。”ふりかえり=感情アウトプット”もそのひとつ。考え、感情を言語化し気づいたことを次の行動に活かす。基本的にはよいサイクルが回っている。

だがときに、ふりかえりをすることが目的化し、インプットが疎かに。全体の推進力が失われてしまうことがある。

上司に説明した、ふりかえり効果概念

まずふりかえりは必要という話。ふりかえりをしなかった時(左)は、気づきの根が伸びず、結果成果の木が大きく育たない。ふりかえりをした時(右)は、気づきによって根が複雑に深く伸び、その分成果として木も大きく育つ。そんなイメージをもっている。

では何が問題か?

ふりかえりドーパミン

“ふりかえりによる気づき”で気持ちよくなってしまう。ふりかえりドーパミンがでて、ふりかえりそのものが目的に。その先の成果につなげること、または、インプットに使う時間が削られている。

この感覚が、どれだけの人に理解してだけるかわからないが、我ながら、よくこのもやもやの言語化ができたなと思っている。あぶないあぶない。

先ほどの図でいうと、成果の木がどう伸びているかを気にせず、ひたすら根に水をあたえ、根っこを張り巡らせている。良かれと思った行動により根腐れをおこしてしまう。

インプットとアウトプットのバランスと制度設計

ふりかえりの言語化は、一定のルールと頻度をたもつことが大切。仕事もプライベートも日々の”行動”の推進力がおちていると感じたら、こんな視点で注意する。

・考える時間、ふりかえる時間が長過ぎないか?
・Plan Do Check Action のサイクルがスピードを保って回っているか?
・成果への逆算行動ができていて計画どおりか?
・アウトプットの自分ルールにこだわりすぎていないか?またそのルールは適切か?
・Obsessive Compulsive = 完璧主義者のような感覚になっていないか?

やること

・インプット: アウトプット=8:2(時間ベース)
インプットの比重をあげる。プライベートのKPI見直し。今月はとりあえず手探りで毎週修正。

ふりかえりは1日1回まで
タイミングと頻度を決める。日中にこまかくはやらないこと。考え過ぎず”行動する”ことにこだわる。

後記

こないだ25年ぶりに飲んだ小中の同級生がいる。ITコンサルのベンチャー経営者。性格の癖は強いが(笑)、豪快さと世の中の事象をはいて捨てる見方が自分とまったく異なるおもしろい人物。彼は言う。

抽象的なスローガンを唱えてないで、エクセルのショートカットキーをひとつでも覚えた方がいい

意外とささった。必要なときに必要な人物に会う。思考の沼に落ちないように、沈む前に次の足を前に出す。

投稿後のもやもや指数
80%  →  30%

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